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オメガ グローブマスターのアニュアルカレンダーに新色
2021年12月10日 07:30
スウォッチ グループ ジャパンは、腕時計ブランド「オメガ」の新作として、「コンステレーション」の「グローブマスター アニュアルカレンダー」に新色3つを追加し、2022年1月に発売する。機械式の腕時計で、価格は990,000円~366万3,000円。
コンステレーション グローブマスターは、マスター クロノメーターに認定された初めてのコレクションとして2015年に誕生。アニュアルカレンダーモデルも程なくして追加されている。今回の新色の追加では、グリーンダイヤル、バーガンディダイヤルの2モデルに加えて、ケースやダイヤルに18Kセドナゴールドを採用したモデルが新たにラインナップされる。
グローブマスターの特徴として、クラシックなスタイルを踏襲するデザインを採用。「重ね着したニットやテーラードスーツの下に合わせるのに最適」としている。
ケース径はいずれも41mmで、フルーテッドベゼルを採用。1952年に発表された初のコンステレーションに採用されていた、ダイヤルの外周が下がっているパイパン(Pie-Pan、パイ皿)ダイヤルを採用するのも特徴になっている。裏蓋はシースルーバックで、コンステレーションの伝統でもある精度記録の樹立にちなんだ天文台のメダリオンがあしらわれる。
グリーンダイヤル
グリーンダイヤルのモデル(130.33.41.22.10.001)は990,000円。ダイヤルはサンブラッシュ仕上げで、ファセット仕上げの針とオメガのロゴ、インデックス、コンステレーションの星は18Kホワイトゴールド製。ケースはステンレススチール製、ベゼルは炭化タングステン製となる。ストラップはグリーンのアリゲーターストラップ。
バーガンディダイヤル
バーガンディダイヤルのモデル(130.23.41.22.11.001)は133万1,000円。ダイヤルはサンブラッシュ仕上げで、ポリッシュ仕上げのベゼル、リューズ、ファセット仕上げの針、オメガロゴ、インデックス、コンステレーションの星は18Kセドナゴールド製となる。ケースはステンレススチール製。ストラップはバーガンディのアリゲーターストラップ。
ゴールド
セドナゴールドのモデル(130.53.41.22.99.002)は、ケース、ポリッシュ仕上げのベゼル、ダイヤル、オメガロゴ、コンステレーションの星などが18Kセドナゴールド製。インデックスはセドナゴールドの枠にオニキスがセットされる。セドナゴールドはオメガ独自のレッドゴールド合金で、ダイヤルの中央には18金を示す「Au750」の刻印が施される。
またオメガ初の試みとして、時針と分針にもオニキスがセットされている。光沢のあるブラックアリゲーターストラップが組み合わされる。
ムーブメント、そのほか
グリーンおよびバーガンディのモデルのムーブメントは、オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター アニュアルカレンダー キャリバー8922。セドナゴールドのモデルは自動巻きローターとブリッジが18Kセドナゴールド製のキャリバー8923。パーツ表面にはアラベスク模様の仕上げが施される。
いずれも自動巻きで、振動数は25,200振動/時、パワーリザーブは55時間。15,000ガウスの超耐磁性能を備える。石数は39石。コーアクシャル脱進機を搭載。COSC認定クロノメーターを取得、スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスター クロノメーター認定モデル。製品にはマスター クロノメーター認定カードが付属する。
風防は両面無反射コーティングが施されたドーム型サファイアクリスタル。防水性能は100m防水。ケース径は41mm、厚さは14.87mm。
マスター クロノメーターは、COSC(スイス公式クロノメーター検定局)認定クロノメーターのムーブメントに対して、METAS(スイス連邦計量・認定局)とオメガが共同開発した厳しいテストを実施、この2つのテストをクリアした個体に与えられる称号。さまざまな姿勢差による精度の違いが調整されているほか、耐磁性テストのクリアといった特徴を備える。認定カードから所有している個体のテスト結果にアクセスすることもできる。
アニュアルカレンダー(年次カレンダー)は、1年に1回、2月の末日だけ(3月の初日に)手動で日付を調整すれば、ほかの月は日付を調整しなくてもすむカレンダー表示機構。グローブマスターのアニュアルカレンダーモデルではダイヤル上のセンターに月表示針が設けられる。