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新たな決済ブランド「COIN+」開始。店舗手数料0.99%で無印も採用

リクルートと三菱UFJ銀行が共同出資するリクルートMUFGビジネス(RMB)は、新たな決済ブランド「COIN+」をスタートする。デジタル口座管理・決済アプリ「エアウォレット」を7日から提供開始し、エアウォレットに「COIN+」による決済機能を備える。

エアウォレットアプリはAndroidとiOS向けに提供。送金や銀行口座との入出金が無料で、日常生活で使用するお金をシームレスに管理・送金できるほか、COIN+によるQR決済機能を装備。ユーザーは銀行からエアウォレットにチャージし、COIN+加盟店での支払いが行なえる。

7日から開始となる「COIN+」だが、リクルートの店舗向け決済サービス「Airペイ」が対応済み。そのため、COIN+加盟店は全国20万店以上で、支払い時に「コインで」と店員に伝えて決済できる。

Airウォレットアプリ

なお、店舗におけるCOIN+の手数料は0.99%(税別)で、通常のキャッシュレス決済の手数料3~5%と比較して加盟店の負担を抑えられるという。

手数料が安価となっている理由は、「銀行直結型」で、中間決済ルートを省略しているため。銀行口座は三菱UFJのほか、地銀など16行に対応している。

加えて、決済手数料からポイントなどの販促費を除外している。他の決済ブランドでは、ユーザーにポイント還元する分を導入企業や店舗の手数料に転嫁するケースが多いが、COIN+は決済手数料からポイント負担分を除いている。そのため、COIN+はポイント還元を行なわず、決済機能のみのサービスとする。

またCOIN+は、良品計画のアプリ「MUJI passport」とのOEM連携が決定しており、2022年春から「MUJI passport」にCOIN+の機能が追加され、無印良品約250店舗で利用可能になる予定。