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10月は”祝日無し”。紙のカレンダーは注意を

今年の10月は祝日がありません。東京2020オリンピック大会の開催で、今年の7月、8月は変則的な祝日でした。特に7月は22日~25日までの4連休となり、いつもよりも長い連休となりました。

しかし、7月の連休は元々7月の第三月曜日に設定される「海の日」と、10月の第二月曜日に設定される「スポーツの日」(旧体育の日)を7月に移動して実現した連休です。このため、10月に祝日がなくなりました。

普段からWebベースのカレンダーを使っている方はあまり影響がないかもしれませんが、紙のカレンダーでスケジュールを管理している方は要注意です。2020年のオリンピック延期によって2021年度も2020年度と同様の祝日構成になることが決定したタイミングが遅かったため、2020年末に紙ベースで発売されたカレンダーのほとんどは、正しい祝日が反映されておらず、10月11日(月)が“祝日”となっています。実際には祝日ではないのでご注意を。

なお、令和元年(2019年)は「天皇の即位の日」などさまざまな祝日があった特別な年、令和2年(2020年)は、オリンピック開催に伴う特別な祝日編成となるも、オリンピックが延期されたことで、令和3年(2021年)も特別な祝日編成となりました。

令和4年(2022年)は、令和になって初めて、通常通りの祝日編成となる見込みです。