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Sansan、「オンライン名刺」をアップデート。フォーム入力で返送可能に
2021年9月3日 09:10
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオンライン名刺交換機能をアップデート。オンライン名刺を受け取った相手が、フォーム入力により名刺情報を返送することが可能になる。あわせてUIデザインを対話型に変更するほか、Microsoft Teamsとの機能連携を強化する。
オンライン名刺とは、Sansanや個⼈向け名刺アプリ「Eight」上で発⾏するデジタルの名刺を持てる機能で、オンラインで⾏なう商談やイベントなどでの名刺交換を可能とする。
これまでのオンライン名刺機能では、受け取った相手がSansanもしくはEightユーザーでない場合、名刺情報の返送には紙の名刺をスマートフォンで撮影し送信する必要があり、返送に手間がかかるという課題があった。この課題を解決すべく、返送方法およびUIデザインをアップデートした。
オンライン名刺返送機能のアップデートにより、Sansanのオンライン名刺を受け取り手が送り返す際に、フォーム入力を選択できるようになった。送り返されたオンライン名刺は、送信者のSansan上に登録される。
デザインについては、オンライン名刺交換時の受け取り手への案内を対話型のUIに変更。受け取り手がフォーム入力による返送方法を選択すると、入力方法についてのメッセージが自動で送信される。これにより、送信者と会話を行なうようなコミュニケーションの中で名刺情報の返送が可能としている。なお、オンライン名刺交換画面で送信者とチャットでのやりとりはできない。
Teamsとの機能連携は’20年10月より提供されている、TeamsユーザーがTeamsのカレンダー機能からSansanのオンライン名刺を送信できる機能で、オンライン商談やミーティングの前に、あらかじめオンラインで名刺交換できる。
今回のアップデートでは、オンライン会議中の名刺交換に対応。「Teams会議」の中で、オンライン名刺の送信・受け取りが可能となる。オンライン名刺はチャット欄で確認でき、受け取リ手は対面で名刺を受け取った時のように、名刺情報を確認しながら会話ができる。
「同僚ナレッジサーチ」アプリを連携すると、商談後に知見を持つ同僚を検索することが可能。Teamsの予定表にある商談予定の企業情報や、過去の名刺交換の傾向から、自動で関連キーワードを取得し、ナレッジを持つ社内の同僚を探せる。