ニュース

ガーミン、小型軽量化したダイビングモデル「Descent Mk2S」

ガーミンジャパンは、GPSダイビングコンピューターのDescentシリーズより、軽量かつコンパクトデザインの「DescentMk2S』を6月17日に発売する。価格は137,500円。

性能と耐久性はそのままに、女性の腕にもフィットして使いやすいサイズとした。直径は「DescentMk2」シリーズより約9mm小さい43mm。重量は60gに軽量化した。小型化しつつも、ディスプレイサイズは1.2型を確保。水中だけでなく太陽光下でも見やすい半透過型MIPカラーディスプレイ(240×240ピクセル)を採用する。

日常使いに配慮したデザインとし、ベゼルはラグジュアリーなゴールドや、カーボングレイ、ミネラルブルーなどやわらかい色合いを採用。QuickFitバンドでカスタマイズ可能で、シーンに合わせて別売りのバンドに付け替えることができる。

ダイブモードは、単一ガスモード、マルチガスモード、ゲージモード、アプネアモード、スピアモード、CCRモードなど、6つから選択可能。水面でのGPS機能は、ダイビングの開始位置と終了位置を自動的にマークし、ログデータで潜水ポイントを確認。開始地点でポイント登録すれば、浮上後に開始地点へ戻るナビゲートも可能。

水中では、水中3軸電子コンパスで進行方向の設定、設定した方向との偏差を表示することでナビゲート。ビュールマンZHL-16cアルゴリズムの計算式で算出されたデータで最適な浮上指示を行なう。さらに、トーン&バイブレーションアラートにより情報や危険性を的確に通知する。サンゴ礁などダイブサイト(POI)へのナビゲーションも可能な地図も搭載し、専用アプリ「Garmin Dive APP」を使用すれば、自身のお気に入りポイントやショップをマッピングし、共有することも可能。

左からメインダイブ画面、水中3軸電子コンパス、セーフティモード、潜水データ記録、フルカラーマップ

ランニング、登山、ゴルフ、スキーなど海以外のアクティビティにも対応。ヘルスモニタリング機能は、心拍数や呼吸数、睡眠などのほか、血中酸素トラッキングも可能とする。キャッシュレス機能はGarmin PayおよびSuicaに対応。

左から心拍数、Body Battery、血中酸素トラッキング、Suica対応、通知機能

本体はステンレススチールベゼル、FRPケース。ガラスはサファイアレンズ。10気圧防水。衛星測位はGPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)。通信機能はBluetooth、ANT+、Wi-Fi。

バッテリー駆動時間は、ダイビングモードで30時間、バッテリー節約ウォッチモードで約21日間。本体サイズは43×43×14.15mm(幅×高さ×奥行き)。重量60g。

タンクの圧力、残り空気量などをモニタリング可能な「Descent T1 Transmitter」と「Descent Mk2i」のセットモデルも同時発売される。価格は234,300円。なお、Mk2SではT1 Transmitterを使用することはできない。