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名刺アプリ「Eight」新機能、オンライン開催のビジネスイベント情報を集約

Sansanは、名刺アプリ「Eight」において、ビジネスイベント情報を集約し確認や参加が簡単にできる新機能「Eight ONAIR」を5月17日より開始する。アプリのユーザーは無料で利用できる。

名刺アプリのEight上で提供される、オンラインビジネスイベント情報のページ。イベントの映像配信などはZoomやYouTubeなど別のプラットフォームを利用する。Eight上でつながっているユーザー同士で情報が拡散されるのが最大の特徴。

例えば、イベントの登壇者や参加者に、Eight上でつながっているユーザーがいるといったことが簡単に分かり、自分の関心に沿った内容のイベントを探しやすくなっている。参加は主催者とオンライン名刺を交換するだけと簡単で、飛び入り参加も可能。毎回のフォームへの入力などは不要になっている。

「Eight ONAIR」では、現在リアルタイムで開催されているイベントや、今後数週間で開催されるイベント情報を掲載。サービス開始次点で400以上のイベント情報が掲載される予定となっている。参加登録をしたイベントの開催10分前には、アプリやブラウザで通知も行なわれる。

コロナ禍の影響で、ビジネスイベントはオンラインでの開催が急増。一方、オフラインでの開催が復活しても、オンラインで併催するケースは増えると想定。Sansanでは、今後も続くであろうオンラインのビジネスイベントについて、現在すでに「探すのが面倒」「事前の期待と違った」といった課題があり、これらを解決するものとして「Eight ONAIR」を開発した。

Sansanでは、Eight ONAIRを人とイベントなどビジネスシーンでの出会いを後押しするプラットフォームとしているほか、アプリを使うアクティブユーザーが増加することで、同社のEightのビジネスへの好影響や、Sansanが推進するイベントテック事業とのシナジーも見込んでいる。