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ホンダのカーシェア「EveryGo」、シェアサイクルや小田急「EMot」連携

ホンダのカーシェアサービス「EveryGo」は、シェアサイクルサービス「Charichari」「HELLO CYCLING」及び小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」との連携を4月から順次開始する。出発地点からEveryGoステーションへの移動にシェアサイクルを利用することで、公共交通機関とEveryGoのシームレスな乗り継ぎが可能になる。

福岡市、名古屋市、東京都台東区・墨田区で展開しているCharichari、東京都、神奈川県などを中心に展開しているHELLO CYCLINGとの連携を開始し、EveryGoアプリ上でシェアサイクルの貸出/返却ポートや、利用可能な自転車の情報が確認できるようになる。例えば、自宅近くのシェアサイクルを利用し、EveryGoステーションまで移動し、その先はクルマで移動、という使い方ができる。

Charichariとは3月1日から連携を開始済みで、サービス提供エリアは福岡市、名古屋市、東京都台東区・墨田区。拠点数は430カ所、自転車台数は1,800台。HELLO CYCLINGは4月中旬から連携予定で、提供エリアは東京都、神奈川県。拠点数は3,400カ所。

ホンダカーズ東京中央の3店舗(野沢店・三鷹店・蒲田店)では、EveryGoステーションに加え、HELLO CYCLINGのシェアサイクルも設置している。

6月からは小田急電鉄のMaaSアプリ「EMot」と連携。EMotは電車・バス・シェアサイクル・デマンド交通・カーシェアなどさまざまな「行き方」をユーザーに提案するアプリで、移動手段の一つとしてEveryGoが利用可能になる。EMotで目的地までの移動ルートを確認し、長距離移動は電車で、目的地付近の駅からはEveryGoステーションのクルマを予約して利用するなどの使い方が可能。

EveryGoは、スマホアプリなどで予約し、無人のステーションから借り出せるカーシェアサービス。予約したクルマに搭載された専用機器にICカード運転免許証をタッチするだけでドアロックを解錠でき、そのまま利用できる。平日は15分単位での利用が可能。現在は東京、福岡、大阪、愛知、神奈川、千葉、福島の7都府県で展開し、2021年3月現在、約140拠点・約200台で運営している。