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ブルガリ、極薄の機械式時計「オクト フィニッシモ」に永久カレンダー
2021年4月9日 08:00
ブルガリ ジャパンは、世界最薄というパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)搭載の機械式腕時計「オクト フィニッシモ パーペチュアル カレンダー」を発表した。スイス・ジュネーブで開催されているイベント「Watches & Wonders」(ウォッチ&ワンダー)にて公開した。チタン製、プラチナ製の2モデルを用意する。価格はチタン製が683万1,000円、プラチナ製が1,025万2,000円。発売は9月。
「オクト フィニッシモ」シリーズは、極薄のムーブメントが特徴の機械式腕時計。2014年に発表した手巻きのトゥールビヨンを皮切りに、2016年にミニッツリピーター、2017年に自動巻き、2018年に自動巻きトゥールビヨン、2019年に自動巻きクロノグラフ、2020年に自動巻きトゥールビヨン・クロノグラフと、立て続けに新作を発表している。
「オクト フィニッシモ パーペチュアル カレンダー」のケースの厚さは5.8mmと極薄で、搭載するムーブメントの厚さはさらに薄く2.75mmになり、ここに408点の部品が搭載される。インダイヤルには日、曜日、月のほか、うるう年のレトログラード表示(回転しない針による表示)を備える。パーペチュアルカレンダーとして、うるう年の例外である2100年2月までは日付を修正することなく利用できる。
ムーブメントは自社製の「BVL305」。自動巻きで、パーツにはコート・ド・ジュネーブやペラルージュといった装飾も施される。振動数は21,600振動/時。パワーリザーブは60時間。ケース径は40mm。防水性能は30m防水。
チタン製のモデル「SAP103200」は、ダイヤル、ケース、ブレスレットがサンドブラスト加工のチタン製。裏蓋はシースルーバック仕様。
プラチナ製のモデル「SAP103463」は、ケースがサテンブラッシュ仕上げとポリッシュ加工のプラチナ製。リューズはホワイトゴールド製で、裏蓋はシースルーバック仕様。ストラップはアリゲーターストラップ。
ブルガリはこのほか、「オクト フィニッシモ」と建築家・安藤忠雄とのコラボレーションによる「Octo Finissimo TADAO ANDO」も発表している。160本限定。