JR北海道、無人駅で「QRコード乗車駅証明書」。降車時にQRで精算

JR北海道は、無人駅であるトマム駅での乗車時にスマートフォンで取得する「QRコード乗車駅証明書」により、札幌駅、新千歳空港駅、南千歳駅に設置の精算機で精算して降車できるサービスを、1月21日に開始する。同精算サービスはJR旅客会社では初めての取り組み。

利用者は、トマム駅の待合室に掲示されているポスターなどから、スマートフォンで専用Webサイトにアクセスし、人数・行先を入力してQRコード乗車駅証明書を取得する。

列車では自由席に乗車し、車内改札時は車掌にQRコード乗車駅証明書を提示。降車時は精算機にQRコード乗車駅証明書をかざして、画面の案内に沿って切符を購入し、改札口から出場する。

JR北海道では、各地からトマム駅に行く際には帰りの切符も事前に購入するよう呼び掛けており、事前に購入した場合は同サービスによる精算は不要。切符を持っていない人に向けて、サービスを提供する。

専用Webサイト、QRコード乗車駅証明書、精算機は、日本語のほか、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語に対応している。