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セイコー、プロスペックス55周年記念モデル。「男はつらいよ」コラボも

1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン

セイコーウオッチは、スポーツウオッチブランド「セイコー プロスペックス」から、セイコーダイバーズの55周年を記念した数量限定のコレクション2機種を、11月7日に発売。加えて、映画「男はつらいよ」とコラボレーションした「ビームス」エクスクルーシブモデルを11月20日に発売する。価格は15万円から48万円。

55周年記念モデルは、「1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン」(SBDX039)と「1970メカニカルダイバーズ 現代デザイン」(SBDC123)。1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生したセイコーのダイバーズウオッチ55周年アニバーサリーモデルで、1965年と1970年発売のヒストリカルモデルをベースとしている。

1965メカニカルダイバーズ 復刻デザインは、1960年代に南極の過酷な環境下で使用されることで信頼性を実証したというモデルがベース。このモデルは、セイコー特殊時計開発の原点としている。

復刻デザインでは、セイコーオリジナルのピラミッド状のパターンが特徴的な強化シリコン製ストラップを採用。ケースには耐食性と審美性を兼ね備えた「エバーブリリアントスチール」を、ムーブメントには雫石高級時計工房において製造されているメカニカルムーブメント キャリバー8L35を採用するなど、現代の高級機としての美観と耐久性を備えるという。

また、精緻なヘアライン仕上げのケースと深いマリンブルーのダイヤルにより、荒々しい氷山の浮かぶ南極海の情景を表現。裏ぶたには、オリジナルモデルの再現としてイルカを模したマーキングが施されている。

ケースサイズは39.9×14.1mm(外径×厚さ)。防水性能は200m空気潜水用防水。パワーリザーブは約50時間。価格は48万円。販売数量は1,700本。

1970メカニカルダイバーズ 現代デザインは、1970年に発売された150mダイバーズウオッチがベース。オリジナルモデルは、冒険家・植村直己氏が1974年から76年にかけて行なった北極圏12,000km犬ぞりの旅に携行。過酷な環境における高い信頼性が実証されたという。

1970メカニカルダイバーズ 現代デザイン

現代デザインでは、南極の海を想起させるマリンブルーのダイヤルが特徴。フォルムはオリジナルモデルを継承しながら、42.7mm径のケース径にアレンジし、偉大な冒険者のスピリットを現代のライフスタイルの中で感じられるモデルに仕上げたとしている。

また実用性を考慮し、約70時間のロングパワーリザーブを実現したメカニカルムーブメント キャリバー6R35を搭載している。

ケースはステンレススチール(ダイヤシールド)。ケースサイズは42.7×13.2mm(外径×厚さ)。防水性能は200m空気潜水用防水。価格は15万円。販売数量は5,500本。

両モデルとも、マリンブルーの強化シリコン製オプションストラップが同梱されたスペシャルボックスが付属する。

1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
1970メカニカルダイバーズ 現代デザイン

「男はつらいよ」コラボレーションモデルは、「1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン『男はつらいよ ビームス篇』」(SBDX041)。第1作をはじめとした初期の作品において、寅さんが「1965 メカニカルダイバーズ」を着用していたことから、ビームス ジャパンとのコラボレーションにより発売される。

1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン「男はつらいよ ビームス篇」

ブラックカラーにアレンジされたダイヤルは、映画館の劇場内が暗転された際の高揚感をイメージ。スクリューバックの裏ぶたには寅さんのトレードマークであるハットとトランクケースをまとったイルカマークが施されている。

「寅さんの代名詞」とするベージュカラーのセットアップをイメージした強化シリコン製のオプションストラップ付属。ケース、防水性能、ケースサイズ他スペックは1965メカニカルダイバーズ 復刻デザインと同様。価格は48万円。販売数量は300本。取り扱いはビームスのみ。