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Amazon、ユーザーを追従する10型スクリーンの「Echo Show 10」
2020年9月25日 03:14
Amazonは、ユーザーの動きに合わせスクリーンが回転するスマートディスプレイ「Echo Show 10」を発表した。年内に発売予定で価格は29,800円(税込)。チャコールとグレイシャーホワイトの2色を展開する。
Alexaによる音声操作に対応したスマートディスプレイ「Echo Show」の最新モデル。独自の半導体「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」を搭載し、機械学習機能の向上によりAlexa がより早く応答(現在米国のみ)する。
Echo Show 10の10型HDディスプレイは、利用者の動きに追従して、左右に向きを変えるため、部屋の中のどこにいても常にスクリーンを見ながら、Alexaに話しかけられる。新搭載されたブラシレスモーターにより、回転時の音の心配をする必要はないという。
13メガピクセルの高解像度カメラを搭載。家族や友人とAlexaを通じたビデオ通話中に部屋の中を移動しても、スクリーンから外れずにビデオ通話可能で、自動フレーミング機能により、話している人を自動的に正面から拡大表示する。
また、2つのツイーターと強力なウーファーを内蔵し、デバイスが設置された空間の音響特性を自動的に感知しながら、サウンドを調整する。ディスプレイでは、クックパッドの料理レシピやNHKニュースのフラッシュニュースを再生できるほか、Prime Videoの映画やドラマにも対応。また、Netflixにも今後対応予定としている。
スクリーン付きのEcho Showシリーズや、外出先からはAlexaアプリを使ってEcho Show 10の内蔵カメラにアクセスし、Echo Shwo10を回転させながら部屋全体を見渡す機能も搭載。また、新プロセッサ「AZ1」でのニューラル音声認識機能により、Alexaにリクエストをより早く伝え、Alexaがより早く応答するように働きかける(現在米国のみ対応)。
Zigbee対応のスマートホームハブを内蔵し、対応している照明などのスマートホームデバイスのセットアップや操作にも対応する。
Echo Show 10のモーション機能は、マイク/カメラのオン/オフボタンやカメラカバーをスライドすることで無効にできるほか、音声やデバイス上、またはAlexaアプリからも無効に設定可能。
あわせて、球体デザインになった「Echo」や「Echo Dot」、「Echo Dot with clock」も発表。EchoとEcho Dotは10月22日から、Echo Dot with clockは11月5日の出荷開始を予定しており、価格はEchoが11,980円(税込)、Echo Dotは5,980円(同)、Echo Dot with clockが6,980円(税込)。詳細は別記事で紹介する。
Echo Show 10、Echo、Echo Dot、Echo Dot with clockの4製品は、いずれも気候変動対策に関する誓約(Climate Pledge)に基づき、100％再利用のファブリックやダイカスト・アルミニウム、プラスチックを使用。パッケージは大部分が木質繊維をベースにしており、その原材料は森林またはリサイクル資源から調達されている。
