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“ストレス管理”できるスマートウォッチ「Fitbit Sense」。“気分”を記録
2020年8月26日 14:07
Fitbit(フィットビット)は26日、新しいヘルススマートウォッチ「Fitbit Sense」を発表した。皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載した世界初のスマートウォッチで、心拍数トラッキングテクノロジーやECGアプリ、手首で測定する皮膚温度センサーなどを備えている(一部機能は米国のみ)。
9月10日より予約を受付し、10月2日から店頭販売を開始。価格は39,990円(税込)。カラーはカーボン・グラファイトステンレススチールと、ルナーホワイト、ソフトゴールドステンレススチールの3色。
また、GPS機能とGoogle アシスタントを追加した「Fitbit Versa 3」や、バッテリーライフを最大10日に延長した「Fitbit Inspire 2」も10月2日より発売する。価格はFitbit Versa 3が29,990円(税込)、Fitbit Insipre 2が21,470円(同)。
Fitbit Sense
ストレス管理に役立つ皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載した世界初のスマートウォッチ。皮膚電気活動のグラフから、ストレス状態を理解し、「気分の記録」などが行なえるという。
Fitbit Senseの新しいEDAセンサーは、皮膚電気活動反応を測定。EDAスキャンアプリを使ってデバイスの表面に手のひらを乗せると皮膚の発汗量の些細な電気量の変化を感知し、ストレスの原因に対する身体の反応の理解と、ストレス管理を手助けする。Fitbitアプリのマインドフルネスのガイドセッションと合わせて、メディテーション(瞑想)中やリラックス中に、身体がどのように反応をするかを確認できるという。
「ストレスマネジメントスコア」も採用し、心拍数、睡眠、アクティビティレベルのデータをもとに、どのように身体がストレスに反応しているかを計算。Fitbitアプリの新しいストレス管理タイル内に、1から100までのスコアを表示する。数値が高いほどストレスの身体的兆候が少なく、点数に応じたストレス管理の方法として呼吸エクササイズやマインドフルネスのツールなどをが推奨する。
全FitbitユーザーがFitbitアプリのマインドフルネスタイルを利用可能。毎週のマインドフルネスゴールやリマインダーを設定し、ストレスについて振り返り、セッション後の気分を記録し、マインドフルネスの習慣の一部として瞑想できる。Fitbit Premiumメンバーは、Aaptiv、Aura、Breethe、 Ten Percent Happier16などの人気ブランドの100以上の瞑想セッションを利用可能。
ディスプレイは有機EL。GPSも搭載し、ワークアウトに活用できる。音声アシスタントは、Amazon AlexaとGoogle アシスタントに対応する。バッテリ駆動時間は約6日で、12分で1日分の充電ができる急速充電に対応する。
Fitbit Versa 3
人気シリーズのVersaも「Fitbit Versa 3」に一新。ブラック・ブラックアルミニウム、ピンククレイ・ソフトゴールドアルミニウムと、ミッドナイト・ソフトゴールドアルミニウムの3色を展開する。
内蔵GPS、アプリ内のワークアウト強度マップ、強化されたPurePulse 2.0技術、Active Zone Minutesにより、毎日の歩数や日々のフィットネスゴールの達成をサポート。Versa 3では、Fitbit Senseと同様に新たなインターフェイスを採用した。
Versa 3には、通話のための内蔵スピーカーとマイク、留守番電話機能、音量調整機能などを全て手首で行えるスマート機能を追加した。また、Amazon Alexaに加えて、Google アシスタントにも対応し、ワークアウト、マインドフルネスのセッション、就寝時間などのリマインダー設定、天気の確認などがウォッチから行なえる。
また、Fitbit Payに対応し、非接触での支払いが可能。Deezer、Pandora、Spotifyなど音楽配信サービスのプレイリストからワークアウトの強度に合わせた音楽を選ぶこともできる。バッテリ駆動時間は約6日で、12分で1日分の充電ができる急速充電に対応する。