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ヴァル研、経路検索「mixway」にシェアサイクル向け新機能

ヴァル研究所は、複合経路検索サイト「mixway」に、シェアサイクル向けの検索補助機能「自転車の利用距離の設定」「シェアサイクル利用経路だけ探す」を追加した。3密を避ける移動手段としてシェアサイクルを利用しやすくする。

「自転車の利用距離の設定」は、シェアサイクルを含む経路(シェアサイクル利用経路)における、自転車の利用距離の上限を設定できる機能。1km~10kmまで1km単位で選択でき、天候や自分の体調など、利用者が「自転車で走れる距離」を自分で判断し、設定できる。

「シェアサイクル利用経路だけ探す」機能は、複数の経路検索結果の中から、シェアサイクルを含む経路だけを抽出する機能。例えば、自転車の利用距離を3kmまでに設定して検索した時、シェアサイクルの1区間が3.1kmの場合、公共交通機関のみの経路だけが案内されるケースがあるが、本機能ではそうしたケースでもシェアサイクルが利用できる経路を抽出して表示できる。

これにより同社は、比較的空いている早朝やお昼頃は公共交通機関を使い、通勤・帰宅ラッシュで混雑が予想される時間帯ではシェアサイクルの利用を検討するなど、移動様式を変える・新しい選択肢を考えるきっかけを作るとしている。

「mixway」は、鉄道やバスなどの公共交通と、シェアサイクルやデマンドモビリティなどを組み合わせた「複合経路検索」や、シェアサイクルポートの位置やリアルタイムな空き状況などがわかる「マップ」を利用できるスマートフォン向けWebサイト。公共交通の経路検索エンジン「駅すぱあと」をベースとした、複合経路検索エンジン「mixway API」の試験的なサービス。