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新しい立ち乗り電動バイクglafit「X-SCOOTER LOM」

glafitは、新しい電動バイク「X-SCOOTER LOM」(クロススクーターロム)を発表した。応援購入サービス「Makuake」で5月28日15時から先行販売開始する。通常販売価格は149,600円(税込)だが、Makuakeでの超早割として各色50台、合計200台を105,000円(同)で販売する。

カラーは、ホワイト、モカベージュ、スカイブルー、マットブラック。Makuakeでの早割は、8月25日までを予定、11月から12月末までに順次出荷する。

ホワイト
モカベージュ
スカイブルー
マットブラック

glafitは2017年5月に、「自転車+バイク=glafitバイク スマートな折り畳み式電動ハイブリッドバイク」のプロジェクトをMakuakeで開始し、応援購入総額1億2,800万円超えを達成。現在は「glafitバイク GFR-01」として全国で販売されている。

X-SCOOTER LOMは同社の第2弾製品で、GFR-01の自転車風のデザインから一転し、立ち乗りタイプの電動バイクとなる。ステップに跨り立ち乗りで運転するスクーターで、「ライディング感覚はバイクのようでもあり、スキーのようでもある、新しい乗り心地」を目指した。

X-SCOOTER LOM(左)とGFR-01(右)
X-SCOOTER LOM

海外においては、Limeなど電動キックボードのシェアリングサービスが広がっているが、日本では法令上「原動機付き自転車」(原付)に該当するため、実証実験は行なわれているものの、実際のサービス開始に至っていない。

X-SCOOTER LOMは、「日本の法令にただ合わせて保安部品をつけるだけではない、新しいモビリティ」に向けてデザイン。原付扱いのため、運転免許証のほか、ナンバー登録や自賠責加入の必要があるが、原付と同様に車道を走行できる。

LOMの前輪は12インチ、後輪は10インチの電動バイク用タイヤをセットし走行安定性と操作性を両立。段差や石畳などのデコボコ道にも対応できるという。

⼀回の充電で約40kmの走行が可能。速度は「High:25km/h以上」「Mid:約25km/h」「Eco:約10km/h」の3モードからセレクトできる。出力は350W(通常)/700W(最大)。最大トルクは25Nm。充電時間は約3.5時間。

LOMは、デザインからフレーム設計、電気系統まで全てglafitが自社開発し、本社を置く和歌山で組み立てを行なう。

【glafit】X-SCOOTER LOM

ハンドルやハンドルポストなどを折りたたみ可能で、持ち運び時にはコンパクトに収納可能。外形寸法は展開時で1,050×580×1,150mm、折りたたみ時で1,050×580×600mm。重量は約16.5kg(本体重量は14kg、バッテリー2.5kg)。

ヘッドライトやウインカー、ミラーなどの保安部品を装備し、国内の公道走行が可能。ブレーキはディスクブレーキ。

アプリからの制御も可能で、本体の電源ON/OFFのほか、バッテリー残量、航続可能時間などをスマホから確認できる。キーシェア機能により、家族や友人とのシェア利用も可能となっている。

付属のバッテリーは、48Wで航続距離40km。オプションの大容量バッテリー(64,000円/税込)に変えると約60kmの走行が可能となる。バッテリーモジュールはパナソニック製のBMS「Battery Management System」で、走行すればするほど学習し、ユーザーの使い方に合わせた航続距離や電池残量をアプリで表示可能になる。