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ローソン、コロナ対策でUber Eats 500店舗。巣ごもり・医療支援

ローソンは、新型コロナウイルス感染拡大防止を支援する取組として、巣ごもり需要対応や医療応援を開始。「Uber Eats」を活用したデリバリー拡大や、感染軽傷者・無症状者向け宿泊施設への食事提供などで支援する。

同社は2019年8月から都内14店舗でUber Eats対応をしているが、これを拡大。5月末までに関東・近畿地区で約500店舗で展開する。

弁当、おにぎり、麺類、フライドフーズ、デザート、冷凍食品、菓子、飲料、酒類、日用品など約200種類が対象。

店舗においては、牛乳、玉子、納豆、生鮮食品、カット野菜、日配食品、冷凍食品等、自宅での食事においてニーズが高い商品や、夕食のおかずになる一品惣菜、スイーツなどを強化。「巣ごもり」需要を支援する。

医療応援としては、感染軽症者・無症状者を受け入れた宿泊施設へ食事を提供する取組を実施。宿泊施設による食事手配をサポートするため、ローソン本部内に、宿泊施設(ホテル等)からの問い合わせ窓口を設置して対応する。当初は電話での受付を想定。詳細は後日ホームページで公開するとしている。

医療従事者への支援としては、全国47都道府県にあるホスピタルローソン(病院内併設ローソン)約320店で、サンクスデーを開催。4月から6月までの毎月1回、医療従事者向けに、ウチカフェスイーツ各種と、Machi Cafe「ホットコーヒー(S)」「アイスコーヒー(S)」を半額で提供する。

実店舗では、感染対策も実施。同社による調査では店舗での滞在時間は約3分という。この間、感染確率を下げる取組として、ソーシャルディスタンス啓蒙ポスターを店内に掲出し、通常よりも広い間隔でレジ待ちをするよう床に表示を行なう。店内入り口ドアは定期的に開放して換気を徹底。来客用アルコール消毒液の設置や、飛沫感染防止用として、レジカウンター部分にビニールシートを設置する。

その他、セルフレジの利用可能店舗拡大、ローソンスマホレジの導入店舗も拡大することで、自宅・職場の近くで、買物時間を短く、必要な量を購入できる場を提供するとしている。