ニュース
イオンモール、名古屋の複合型施設「ノリタケの森プロジェクト」着工
2020年2月3日 13:12
イオンモールは、開発中のオフィス複合型商業施設「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」の建築工事に着工する。これまでとは異なる新たな商業施設開発と“働く人と企業の成長を支えるオフィス”を融合する事業フォーマットを構築。その1号店として2021年秋の開業を目指す。
計画地は、名古屋駅北東1kmに位置している。周辺は、2027年開業予定のリニア中央新幹線に向けた開発計画が進み、今後も大型開発が予定されるなど、企業の拠点集約・移転や人口増加が見込まれる。
また、「ノリタケの森」と隣接し、豊かな緑を有する稀有な立地であるとともに、徒歩圏内には「トヨタ産業技術記念館」も立地するなど、産業観光エリアとして国内・海外から人気が高まっているという。
所在地は愛知県名古屋市西区則武新町三丁目。敷地面積は約57,000m2。延床面積は約140,000m2。総賃貸面積は商業施設が約37,000m2、オフィスが約22,000m2。地上6階建て(立体駐車場7階建て)。駐車台数は約2,100台。
開発コンセプトは「Common Base」。来街者、都市生活者、働く人のオンもオフも磨くモノ・コト・ヒトに出会うことができる名古屋の新しい『生活基盤』を目指す。
働く場とサービス・環境を融合するライフスタイルオフィスを創造。オフィスはモールの上に配置することで、ワンフロア賃貸面積が約7,000m2を越える日本最大級の賃貸オフィスとなるとしている。
これにより、企業の拠点集約ニーズに柔軟に対応でき、かつ拠点集約後もワンフロアでの活発なコミュニケーションが図れるオフィスになるという。働く人が目的やシーン、活動内容に合わせた最適な場所と時間を選べるワークスタイルを目指す。
オフィスコンセプトは「Work Life Blend Office」。働く人の“ON”も“OFF”もトータルで充実させる取り組みで、働く人と企業の成長をサポートするとしている。
イオンモールのヘルス&ウエルネスを更に進化させ、健康診断が受診できる医療施設や森の豊かな木々が望めるフィットネスクラブ、仕事の前後や休憩時間に利用できる運動プログラムや、睡眠、姿勢矯正やマッサージ、ヨガ体験などのサービスを計画。
また、オフィスフロアにはワーカー向けの「森の見えるラウンジ」を併設。一人一人の働き方やくつろぎに適した環境デザインとサービスを提案するほか、アプリを使ったランチ予約やロッカーサービス機能も計画している。