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JR東、有楽町・新橋間高架下の「日比谷OKUROJI」が6月下旬オープン

日比谷OKUROJI 外観イメージ

JR東日本都市開発は、有楽町駅~新橋駅間の内山下町橋高架下に商業施設「日比谷OKUROJI」を6月下旬に開業する。煉瓦アーチが特徴的な300mの高架下空間に物販・食物販16店舗、飲食28店舗が出店する。

日比谷OKUROJI 内観イメージ

この計画は100年以上の歴史を刻む煉瓦アーチ高架橋と東海道線、東海道新幹線の高架橋が一体となって生まれた高架下スペースを活かし、新たな商業空間として再生するプロジェクト。所在地は千代田区内幸町一丁目。JR東日本とJR東海が開発を進めており、日比谷OKUROJIはJR東日本側の開発エリア。開発規模は7,200m2

位置図

ロゴマークのデザインでは、レンガ高架橋の特徴であるアーチ形状から、奥へと通ずる高架下通路の特徴を表現。また、街と人、人と人、そして過去から現在、未来へと繋げる架け橋といった思いを込めているという。

日比谷OKUROJI ロゴマーク

名古屋の鰻店「うな富士」、茨城食材のオールデイダイニング「COOK BARN TOKYO」、京都・丹後の手織りネクタイ「KUSKA & THE TANGO」、新潟クラフトマンシップ「NIIGATA1○○」、岡山の老舗バー「Bar CHINON」、本格羊肉料理店「Premium mutton cuisine Le Belier MATSUO」などの東京初出店や新業態、アイビーファッション「VAN SHOP」、スニーカーブランド「Panther」、アウトドアウェア・ギア「finetrack」などジャパンブランドの旗艦店などが出店。

クラシックカクテル、シングルモルトウイスキー、ジャパニーズスピリッツ、オーセンティック、角打ちなど、様々なスタイルのバーが集結するほか、貝料理、そうめん専門店、炭火焼やハラルなど様々な素材や調理法にこだわった飲食店、ジャケット、革靴などのファッションからアウトドアの店舗、職人技の道具や染物、革小物などライフスタイルを彩るショップ、美しく甘美なスイーツ店などが揃う。

日比谷OKUROJI 外観イメージ

またJR東日本では、山手線を起点に、沿線の個性を引き出し、駅・まち・人がつながる都市生活空間「東京感動線」の創造に取り組み、施策を展開している。日比谷OKUROJIの開発もその一環で、その他、2019年11月に開業した渋谷キューズや、高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくりなどを展開している。