タクシーアプリ「S.RIDE」、事前確定運賃サービス開始

事前確定運賃イメージ

タクシーアプリ「S.RIDE」を展開するみんなのタクシーは、国際自動車3,458台、大和自動車交通2,052台で、事前確定運賃サービスを10月28日より開始する。国土交通省が4月に本格運用ルールを策定したもので、10月28日はサービス実施の認可初日。

事前確定運賃とは、ユーザーがタクシーに乗車する前に乗車予定地と目的地を入力すると、地図上の走行距離を踏まえて自動計算で運賃を表示し、確定するサービス。「渋滞や迂回等により運賃が高くなるかもしれない」「到着するまでメーターを気にしなくてはいけない」という運賃に関するユーザーの不安をなくし、タクシーに安心して乗車できるとしている。

有料道路料金と迎車料金は事前確定運賃とは別途必要となる。また、走行ルートの変更をユーザーの都合で行なった場合は、注文時の事前確定運賃を支払い、その後はメーター運賃となる。交通事情等で、事前確定運賃よりもメーター運賃の方が安くなった場合は返金されない。

みんなのタクシーは、都内タクシー会社5社(グリーンキャブ・国際自動車・寿交通・大和自動車交通・チェッカーキャブ)と、ソニー、ソニーペイメントサービスの合弁企業。タクシー会社5社が保有するタクシー車両は都内最大規模の1万台超となる。

なお、JapanTaxiも10月28日より東京と札幌で事前確定運賃に対応する。