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ヒーター搭載コート「ヒ-ティア」、4段階で温度調整可能。三陽商会

ヒーティア バルマカーンコート

三陽商会は、ヒーター機能を搭載し、着用しながら体感温度調節が可能なコート「HEATIER(ヒ-ティア)」を、2019年秋冬より販売開始した。2型展開で、価格は89,000円と99,000円。

ヒーティア ロゴデザイン

ヒ-ティアのヒーター機能は、三機コンシスが開発した「HOTOPIA」を使用。右胸の接続部に取り付ける付属のモバイルバッテリーにより、バッテリー本体の操作、またはスマホアプリを使ったリモート操作で、4段階の温度調整ができる。

発熱温度は36度から42度。バッテリーはフル充電時、最大温度の連続使用で約2時間使用可能。

HOTOPIA使用時のサーモグラフィー参考写真

ヒーター不使用時の保温性も考慮し、小松マテーレの「コマサーモ」を中布に使用。コマサーモは人体から発散される湿気を吸収し発熱する「吸湿発熱効果」を持っているため、軽さと高い保温性を実現するとしている。

表地は雨水をはじく撥水性を備え、内部には雨水の染み込みを軽減するシームテープを縫い目に施している。

中布のコマサーモと表地の撥水性生地

素材から生産まで全て国内である点も特徴としている。表地は石川県の、小松マテーレのBJ加工という特殊加工によりナチュラル感を表現した素材を採用。自衛隊や消防庁のアウターを生産している、秋田県の広瀬産業にて生産する。

「サンヨーコート」ブランドで、商品は「HEATIER バルマカーンコート」と「HEATIER ウィザードコート」の2型。ともにラグランスリーブで可動域が広いのが特徴。カラーはいずれもブラックとカーキの2色。サイズはS、M、L、LLの4サイズ。

バルマカーンコートはAラインのステンカラーコート。フラップポケットデザインでビジネスでもカジュアルでも着用できるとしている。価格は89,000円

HEATIER バルマカーンコート

ウィザードコートは、フーデッド&ベルテッドタイプ。価格は99,000円。

HEATIER ウィザードコート

販売は、直営店のGINZA TIMELESS 8、自社ECのSANYO iStore、外部ECのMONOCO。いずれも販売開始している。