ヤマト運輸、警視庁と地域安全に関する協定。集配中に地域見守り

「地域見守り活動」ステッカー

警視庁生活安全部とヤマト運輸は、地域・こどもの見守りや特殊詐欺被害未然防止対策等の取り組みを行なう「地域安全に関する協定」を10月4日に締結した。今後、それぞれが有する情報や人的資源を有効活用し、地域住民がより安全に安心して暮らせる社会の実現に向けて取り組むとしている。

ヤマト運輸の主な取り組み内容は、集配中に「地域見守り活動実施中」のステッカーを車両に貼付し、犯罪の前兆となる異変を察知した際に、警視庁に情報を共有する「地域見守り活動」。東京都内にあるヤマト運輸の営業所には「こども110番の家」のステッカーを掲示。危険に遭遇した子ども等の一時的な保護や警察への通報を行なう。

「こども110番の家」ステッカー

また、特殊詐欺被害防止対策としてチラシ等の掲示物をヤマト運輸の営業所などに設置し、特殊詐欺防止に係る広報活動を社内外に対して実施する。

締結式の様子