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キャッシュレス・ポイント還元事業が10月1日スタート。経産大臣が開幕宣言
2019年9月30日 16:31
10月1日からスタートする「キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)」に向け、経済産業省がキックオフイベントを開催。菅原一秀 経済産業大臣が「いよいよキャッシュレスポイント還元が始まります」と開幕宣言を行なった。
キャッシュレス・ポイント還元スタート
同事業は、消費税率引上げ後から2020年6月末まで、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する政府の事業。消費者には対応店舗でのキャッシュレス利用で2~5%を還元、増税に伴う痛税感を軽減する。また、中小企業のキャッシュレス決済導入を支援し、キャッシュレスの普及促進を図る。
ポイント還元事業のプロモーションには、タレントの西野七瀬さんとバナナマン日村さん、芸人のハナコ、四千頭身が参加。テレビCMなどを展開する。
菅原大臣は、「現在日本には年間4,000万のインバウンド客が来ており、オリパラの2020年には5,000万人になる。日本の人口の約4割が外国人になる。ようやく日本も現金を持ち歩かない、お釣りがジャラジャラしない社会になる。中小店舗のお店をバックアップすることも大切だが、高度なマーケティングにもつながる。このキャッシュレスの利便性を高めていく。大変有名な西野七瀬さん、ちょっと有名な四千頭身さん、ハナコさんがキャンペーンで盛り上げてくれる。11,000円買えば[5%]の550円が戻ってくると、来年夏までの期間ですがしっかり伝えて、キャッシュレスの利便性を訴えていく。キャッシュレス・ポイント還元、明日から始まります!」と宣言した。
テレビCMは、バナナマン日村さんによる「釣具屋編」、西野七瀬さんによる「パン屋編」、四千頭身による「ホルモン焼きや編」を展開。ハナコのCM撮影はこれからとのこと。会場では、CL-1(キャッシュレスワン)グランプリと題して、四千頭身とハナコがキャッシュレスを題材とした新ネタを披露した。
経済産業省 商務・サービスグループ キャッシュレス推進室長の津脇慈子氏は、キャッシュレス・ポイント還元事業について説明。中小店舗のレジ導入支援のほか、消費者に最大5%の還元を行なうことや、対象のキャッシュレス手段について簡単に説明。さらに、アプリにより対象店舗を探せることを強調した。