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「キャッシュレス・ポイント還元事業」に公式アプリ。地図から店舗検索
2019年9月20日 20:27
経済産業省は、キャッシュレス・ポイント還元事業対象店舗を、マップで検索するアプリ及びホームページ上の地図機能を公開した。
ポイント還元事業は、10月1日から中小・小規模事業者が営む飲食店・小売店・サービス事業者などで、消費者がキャッシュレスで支払った場合のポイント還元を国が支援するもの。期間は2020年6月30日までの9カ月間。対象店舗の規模等により、還元ポイントは2%もしくは5%となる。
地図アプリの名称は「ポイント還元対象店舗検索アプリ」。Android及びiOSのデバイスで利用可能。
Webページでは、カテゴリーや還元率、決済手段を絞り込んで検索できる。
ただし、アクセス集中により検索できない場合もある。
ポイント還元事業には、全国から多くの加盟店登録申請がなされ、9月2日時点で28万件が審査を通過。経済産業省が公開した対象店舗のPDFリストが、3,608ページと膨大で店が見つけにくいことが話題になった。また、9月6日にはPDFは6,360ページに拡大していた。
当初より、アプリの提供は予告されており、10月1日のポイント還元事業の開始前にアプリで店舗が確認できるようになった。
決済事業者ごとの還元方法などをまとめたPDFも公開
また、主要な決済手段について、決済業者ごとの還元方法や上限設定などの概要をまとめたPDFを公開した。
経産省では、決済事業者と事務局間でのシステム疎通テストや、各決済事業者のセキュリティ対策に関する第三者評価を実施中。
加盟店登録の今後のスケジュールについては、9月6日までの申請のうち、決済事業者から不備なく全ての情報・書類が提出されていれば、対象条件を満たす店舗については、10月1日からポイント還元を開始できるよう、審査を進めているとしている。9月22日の週の後半を目処に、10月1日から参加する登録店舗数を公表予定。
9月7日以降に受け付けた店舗及び書類等を修正中の店舗については、10月11日または21日に登録予定とし、以降2020年4月末まで、概ね10日毎に追加登録を進める。