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凸版、レンジ調理後そのまま食べられる「いただきパウチ」
2019年8月26日 12:30
凸版印刷は、レトルト食品をレンジで温めた後、食器に移し替えることなくそのまま食べられる新型パウチ「いただきパウチ」を開発。8月よりサンプル出荷を開始した。
いただきパウチは、レンジ加熱時に発生する、膨張時の内圧を利用し、開封後パウチが大きく開口。開いた状態が維持されるため、食器に移し替えることなく、そのまま食べられることを特徴とする。
開封場所がわかりやすく、また直線カット性に優れた開封仕様を採用。開封時の安全性に配慮しているという。
そのほか、いただきパウチ専用の自動蒸気抜き機能付きとなっており、電子レンジ調理時の内圧上昇時に、張り出しシールが後退し自動通蒸する。
即食ニーズに対応するため使われているプラスチックトレイと比較して、プラスチックの使用量を約50%削減できるとしている。
凸版印刷は、2021年度に関連受注を含めて5億円の売上げを目指す。