羽田空港跡地の複合施設名称が「HANEDA INNOVATION CITY」に

羽田空港跡地において2020年夏頃開業予定の複合施設名称が「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」に決定した。略称はHICity(エイチ・アイ・シティ)。羽田空港の国際線ターミナルから1駅の京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋駅」の直上に位置する。

全景(手前に海老取川、奥に羽田空港を臨む)

事業名称は「羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)」。敷地面積は約5.9ha。主要用途は、研究開発施設(ラボ・大規模オフィス)、先端医療研究センター、会議場、イベントホール、日本文化体験施設、飲食施設、研究・研修滞在施設、水素ステーション等。延床面積は約131,000m2。

位置図

2階レベルで各棟を繋ぐ歩行者デッキ上に整備される「イノベーションコリドー」沿いに先端産業・文化産業の施設を分散配置。分野を超えた様々なモノ・コトが交流し、異分野が互いに刺激し合うことにより新しい体験や価値を創造する、未来志向のまちづくりを目指す。

環状八号線方面より

多摩川方面より

歩行者デッキ2階

漢字の「羽」をモチーフとした施設ロゴも発表。また、施設における建物概要、ニュース、各種イベント情報を発信するHANEDA INNOVATION CITY公式Webサイトを公開した。

施設ロゴ

所在地は、東京都大田区羽田空港一丁目・羽田空港二丁目の各一部。事業主体は羽田みらい開発。同社には鹿島建設、大和ハウス工業、京浜急行電鉄、日本空港ビルデング、空港施設、東日本旅客鉄道、東京モノレール、野村不動産パートナーズ、富士フイルムの9社が出資している。