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Amazon、自撮り写真で試せるバーチャルメイク機能を導入

Amazonは、仏化粧品会社ロレアルグループ傘下のモディフェイスの人工知能(AI)技術と拡張現実(AR)を活用し、AmazonのモバイルサイトおよびAmazonショッピングアプリで、バーチャルにメイクアップアイテムを試せる新機能「バーチャルメイク」を導入した。5日時点で5つの化粧品会社、計18ブランドのリップカテゴリーで採用。

この機能では、モディフェイスのAI技術を活用し、自動的に製品の色などを分析して読み取る。また、AIで得た情報をもとに、ARによって実際にメイクしたような仕上がりを画面上の顔に投影し、再現する。

なお、モディフェイスが開発したこの技術をEコマースに導入するのは、日本国内ではAmazonが初。

利用には、対象商品ページ上で「試す」をクリック。スマホのカメラを利用したしたライブ動画や自撮り写真、もしくはサイト/アプリ上のモデルの写真を表示させ、その顔写真を利用して様々なメイクアップアイテムをバーチャルに試せる。

気に入った商品はそのままワンストップで購入可能。これにより、Eコマースでメイクアップアイテムを購入する際の「試せない」というハードルを解消できるとしている。

対象商品ページ(左)、自身の動画や写真を使うか、モデルの写真を利用できる(右)
カラーや色の濃さを選択し確認。気に入った商品はそのまま購入できる

ライブモードはAmazonのモバイルサイトおよびAndroid版のAmazonショッピングアプリで利用できる。iOS版アプリのライブモードは開発中。

「購入前に色を試したい」という要望の高いメイクアップアイテムであるリップカテゴリーで最初に導入。5日時点で5つの化粧品会社(日本ロレアル、資生堂、カネボウ、コーセー、花王)の計18ブランド、890点以上のリップアイテムの各商品ページで利用できる。今後、対象カテゴリーおよびブランドをそれぞれ拡大予定。