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ホームセンターのDCMグループがキャッシュレス化推進
2019年5月30日 19:33
ホームセンターを運営するDCMホールディングスは、キャッシュレス決済の取り組みを強化する。DCMグループ店舗と自社通販サイトで利用できる共通会員サービス「マイボ」を6月1日から開始。2020年以降は電子マネー、NFC決済に順次対応する。
マイボでは、グループ共通ポイント「VOIPO」とプリペイド型電子マネー「MEEMO」を提供。マイボの会員証として、プリペイド機能一体型クレジットカード「DCMマイボカード」、クレジットカード機能なしのプリペイドカード「マイボベーシックカード」、スマホアプリ「マイボアプリ」「DCMアプリ」の計4種類を用意。MEEMOの機能およびDCMマイボカードはセディナが提供する。
DMCマイボカードの申込受付は13日より開始。マイボベーシックカードは6月1日より提供開始する。マイボアプリ、DCMアプリは順次提供開始予定。
マイボは、DCMグループ店舗(DCMカーマ・DCMダイキ・DCMホーマック・DCMサンワ・DCMくろがねや)と自社通販サイト「DCMオンライン」で利用できる。DCMマイボカード、マイボベーシックカード、マイボアプリ、DCMアプリを使うと、購入金額に応じたステージごとに、VOIPOが貯まる。
DCMグループ店舗でのクレジットカード払いで最大5.0%、プリペイドや現金では最大4.0%のポイントが貯まる。DCMマイボカードのみ、DCMグループ店舗以外でもクレジットカード払いで0.5%相当のポイントが貯まる。貯まったポイントは、1ポイント1円換算で、DCMグループ店舗での支払いに利用できる。
DCMマイボカードの国際ブランドはMastercard、JCB。年会費は初年度無料で、次年度以降本人会員が1,000円、家族会員が300円。年間1回以上のカード利用で次年度年会費も無料になる。付帯保険はカード紛失・盗難保険、ネットセキュリティサービス、ショッピング保険、海外・国内旅行傷害保険。ベーシックカードとDCMアプリ、マイボアプリは年会費無料。
2020年度以降には、電子マネー「iD」「楽天 Edy」「WAON」「nanaco」「Suica」等の交通系およびNFCによる「Visa のタッチ決済」「Mastercardコンタクトレス」等のタッチ決済に順次対応する。キャッシュレス決済の拡充は三井住友カードを中心とした事業者の協力のもと実施する。