1999/10/08 18:49
ドコモなど8社、次世代サービスの規格統一へ
NTTドコモは、世界の移動通信事業者7社とモバイルマルチメディアサービスを提供するにあたって共通プラットフォームの開発などを推進するフォーラムを設立する。
フォーラムの名称は「Joint Initiative toward Mobile Multimedia(JIMM)」。設立時点で「ワイヤレスインターネットアクセス」と「USIM(Universal Subscriber Identity Module)カード」に関する2つのワーキンググループが設置されることが決まっている。
前者は、ショートメッセージやファイル転送、インターネットやイントラネットへのアクセス、さらに音楽配信などについて規格の統一化をはかる。後者は、ユーザーに固有のIDを割り当てたカードを配布し、それを利用してバンキングサービスなどを提供するための環境を整備する。
参加企業は、AT&Tワイヤレスサービス、ブリティッシュテレコム、ドイツテレコムモービルネット、フランステレコム、NTTドコモ、シンガポールテレコムモバイル、SKテレコム、ボーダフォンエアタッチの8社。
◎関連URL
■NTTドコモ(ニュースリリース)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/99/whatnew1008.html
(湯野 康隆)
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