Subject: [MOVIE Watch:20010330]

■MOVIE Watch(毎週金曜日発行:無料)──────────2001-3-30

☆HEADLINE☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★MOVIE Watchプレゼント情報
  「川島雄三 乱調の美学」の劇場招待券を5組10名に、
  『連弾』のプレスリリースとチラシをセットで3名にプレゼント

01:おすすめロードショー
  『花様年華』
   大人の男女の愛を、濃密なタッチで描いたカーウァイ監督の最新作
  『連弾』
   竹中直人久びさの監督作は、家庭の危機をユーモラスに描写
  ○さらにチェック!
  『人間の屑』『どつかれてアンダルシア(仮)』『ドッグ・ショウ!』ほか

02:新作先取り情報
  『恋戦。OKINAWA Rendez-vous』
   香港の3大スターが、沖縄を舞台に恋とアクションを繰り広げるラブロマンス
  『ダンス・オブ・ダスト』
   世界各国の映画祭で絶賛を浴びた、アボルファズル・ジャリリ監督の幻の作品
   ほか

03:シネマニュース
  ○新作『夏至』のプロモーションで、トラン・アン・ユン監督が来日
  ○宮崎駿監督、最新作『千と千尋の神隠し』への抱負を語る ほか

04:興行成績ベストテン
  ファミリー・ムービーが上位を独占する中、『ザ・セル』が3位に初登場

05:BACK TO THE MOVIE
  『ラウンダーズ』
   悪役ジョン・マルコヴィッチの怪演が堪能できるギャンブル映画

06:おすすめVIDEO(DVD/VHS)
  【DVD】
   『ホワイトアウト 初回限定2枚組』
    テロリストとダム運転員との死闘を空前のスケールで描いたアクション大作
   ○さらにチェック!
   ○WeeklyセルDVDランキング
  【VHS】
   『五条霊戦記//GOJOE』
    浅野忠信&永瀬正敏、2大カリスマ俳優共演のサイバーアクション時代劇!
   ○さらにチェック!
   ○Weeklyレンタルビデオランキング

07:今週の美女
  天海祐希

08:読者の映画評
  『ザ・セル』 ほか

<<<<<<<< MOVIE Watchのホームページは毎日ニュース満載!>>>>>>>
          http://www.watch.impress.co.jp/movie/

☆*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~* MOVIE Watchの発行は毎週金曜日☆
============================================================================
01:おすすめロードショー
============================================================================
        【 今週末のオススメ封切り作品をセレクト! 】
──────────────────────────────────────
『花様年華』 大人の男女の愛を、濃密なタッチで描いたカーウァイ監督の最新作
──────────────────────────────────────
3月31日より渋谷、Bunkamura ル・シネマほかにて公開 2000年/香港/1時間38分 ◆
監督・脚本:ウォン・カーウァイ ◆出演:マギー・チャン、トニー・レオン、レ
ベッカ・パン、ライ・チン、スー・ピンラン ◆配給:松竹

 『ブエノスアイレス』以来となるウォン・カーウァイの新作。舞台は1962年の香
港。同じアパートで暮らす男女が、それぞれの伴侶が不倫していることに気づき、や
がて彼らもまた互いに惹かれ合っていく。どれだけ接近しても、決して一線だけは超
えまいとする2人の関係を追ったカメラは同監督のフィルモグラフィ中、もっとも端
正。全編がセット撮影にも思えるほど落ち着き、抑制された画面から、これまたセリ
フや表情に頼らない主演2人の豊かな感情表現があふれ出す。くゆらせたタバコの煙
にも複雑な胸の内を反映させるトニー・レオン、艶やかなチャイナドレスの背中に悲
哀をにじませるマギー・チャン。カーウァイ作品に深く関わってきた両者だからこそ
成し遂げられた、世にも美しい“悲恋のワルツ”を堪能していただきたい。

□OFFICIAL SITE
 http://www.wkw-inthemoodforlove.com/

──────────────────────────────────────
『連弾』 竹中直人久びさの監督作は、家庭の危機をユーモラスに描写
──────────────────────────────────────
3月31日より渋谷シネパレスほかにて公開 2000年/日本/1時間44分 ◆監督・出演:
竹中直人 ◆脚本:経塚丸雄 ◆出演:天海祐希、冨貴塚桂香、箕輪裕太、溝口遊
人、鈴木砂羽、佐藤康恵、松尾れい子、北村一輝、及川光博 ◆配給:松竹

 竹中直人の監督第4作は、名作『ウホッホ探検隊』を想起させる実に伸びやかな
ホームドラマとして完成している。ある夫婦の離婚と、それに揺れる幼い姉弟の姿を
綴ったシリアスな内容ながら、物語を見つめる筆致は実に生き生きとして、余韻は清
涼感たっぷり。古き良き日本映画のニュアンスをほのかに漂わせながら、微妙にコン
トロールされた衣装やセットなどの美術が画用紙の上のパステルのように雄弁に語り
始める。何気ない日常の中でそれぞれに鼻歌を口ずさむ登場人物たち。『無能の人』
や『119』、『東京日和』にはなかった竹中映画の“余裕”が、観る人の心にさまざ
まな情景を描き出すだろう。キャストはみな好演しているが、中でも及川光博は出
色。『漂流街』のとき以上に、絶妙な効果を作品全体に及ぼしている。映画俳優とし
ての今後の躍進が大いに期待できる、並々ならぬ存在感の持ち主だ。

□OFFICIAL SITE
 http://www.shochiku.co.jp/rendan/
□MOVIE Watchシネマプレビュー
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/rendan/rendan.htm

──────────────────────────────────────
○さらにチェック! 今週末時点の劇場公開作を厳選、5本紹介
──────────────────────────────────────
■『人間の屑』 3月31日より新宿、シネマスクエアとうきゅう
 『式日』『新・仁義なき戦い。』など、映画出演数の多い村上淳が、久びさに主演
した1作。支離滅裂な日々を送る元パンクロッカーの姿を、身から出たサビ的“女
難”の数々を中心に追いかけていく。行き当たりバッタリ風の展開に不思議な叙情を
漂わせた、中嶋竹彦監督の長編デビュー作だ。『蛇女』で共演した夏生ゆうなと佐伯
日菜子が、破天荒なヒロイン役で再び顔を合わせている。原作は町田康の同名小説。
□OFFICIAL SITE
 http://kuzu.acommy.com/

■『どつかれてアンダルシア(仮)』
 3月31日より渋谷、シネ・アミューズ イースト/ウエスト
 『ハイル・ミュタンテ! 電撃XX作戦』や『ビースト 獣の目』などで知られるス
ペインの個性派、アレックス・デ・ラ・イグレシアが放つ意欲的なブラック・コメ
ディ。どつき漫才コンビの仲違いが、壮絶な大喧嘩に発展していく様を、奇妙なまで
に大きなスケールで描き出す。一種、度を越した過剰なタッチは一見の価値アリ。
□OFFICIAL SITE
 http://www.dotsukarete.com/

■『ドッグ・ショウ!』 3月31日よりシネマライズ渋谷
 愛犬自慢ともいうべき大会“ドッグ・ショウ”をめぐる悲喜こもごもを、妙にリア
ルな飼い主たちの雑多なキャラクターとともに活写した人情コメディ。ペンシルベニ
ア州で行われる全米屈指の「メイフラワー・ドッグ・ショウ」に個性豊かすぎる愛犬
家たちが勢ぞろいし、なりふりかまわぬ溺愛ぶりを披露する。
□OFFICIAL SITE
 http://www.dogshow-cinema.com/

■『FAMILY』 3月31日より銀座シネパトス
 『ビジターQ』に続き、早くも三池崇史監督の新作が登場。真樹日佐夫の同名劇画
を映画化したもので、組織に追われる三兄弟の姿を描出したバイオレンス・アクショ
ンだ。岩城滉一、木村一八、加勢大周という個性派が集結し、文字どおり劇画チック
なシークエンスが痛快に炸裂していく。休むことを知らない三池監督はすでに次作
『殺し屋-イチ-』の撮影を終了している。

■『ミート・ザ・ペアレンツ』 3月31日より日比谷映画 ほか
 『ザ・ダイバー』『15ミニッツ』と待機作も多いロバート・デ・ニーロが、その
キャラクターを逆手にとり、存分に笑わせるコメディ。恋人の父親に対面した青年
が、“人間嘘発見器”の異名を誇った元CIAエージェントに翻弄されまくる姿を、
『オースティン・パワーズ』の監督ジェイ・ローチが追う。主演は『メリーに首っ
たけ』のベン・スティラー。
□OFFICIAL SITE
 http://www.uipjapan.com/mtp/

============================================================================
02:新作先取り情報
============================================================================
       【 公開を待ちわびる新作情報をお届けします 】
──────────────────────────────────────
■『恋戦。OKINAWA Rendez-vous』
7月中旬より 新宿、シネマ・カリテ
──────────────────────────────────────
 香港を拠点に世界を股に掛ける怪盗、ジミーによって、警察の地下金庫から1冊の
手帳が盗まれた。この手帳の持ち主である日本人ヤクザ、サトウは、手帳を取り返す
べく、金の受け渡し場所である沖縄に向かったのだが……。
≪プロモーターからひと言≫
 2000年夏、香港で大ヒットを記録した本作。アジアの大スター、レスリー・
チャン、6年ぶりの映画出演となるフェイ・ウォン、そしてレオン・カーファイとい
う香港映画3大スターの競演が話題になっている。夏の沖縄を舞台に繰り広げられる
危険な恋と犯罪のバトル。フランスのバカンス映画のようなテイスト、アクションや
物語展開とともに、雰囲気、行間を味わう作品になっているのが新鮮だ。
                     (東光徳間、宣伝担当/稲葉亜貴子)
──────────────────────────────────────
■『ダンス・オブ・ダスト』
6月より テアトル池袋
──────────────────────────────────────
 イランの砂漠の村で、煉瓦を作って暮らしている11歳の少年イリアは、村にやって
来た季節労働者の娘リアムと出会う。その瞬間、2人は微笑みあい、いつしか心を通
わせていくのだが、雨期の到来とともに季節労働者たちが村を去る時がやって来
て……。
≪プロモーターからひと言≫
 少年と少女の純粋な心の内を綴っていく本作には、セリフが存在しない。しかし、
日常にあふれる音と、詩的で鮮烈な映像が一体となって観る者に雄弁に語りかける。
製作直後から理由もなく封印され、98年に各国の映画祭に出品されるや大絶賛を浴び
数々の賞に輝いた、アボルファズル・ジャリリ監督の幻の傑作をご体験ください!
                  (ビターズ・エンド、宣伝担当/佐竹康成)
□OFFICIAL SITE
 http://www.bitters.co.jp/dance/
──────────────────────────────────────
■『白夜の時を越えて』
6月より 渋谷、シアター・イメージフォーラム
──────────────────────────────────────
 生後間もなく、祖母の元に置き去りにされてしまった双子の姉妹、ヘレナとイレ
ネ。しかし、祖母の死後、養護施設に預けられた2人の前に突然母親が現れる。母親
と一緒にいたブランコ乗りのラモンは、2人をサーカスで引き取ることにするが、才
能のある姉、イレネとは対照的なヘレナには過酷な毎日が待っていた……。
≪プロモーターからひと言≫
 強く結ばれているがゆえに、姉を支える役割として生きるようになっていった双子
の妹が、時を経て次第に自分の価値を見いだしていく。光と影が緻密にコントロール
された美しい映像の中で、思春期の頃の微妙な心の動きを追った作品。サーカスシー
ンや、フィンランドの美しい景色は圧巻です! どうぞお楽しみに!
                    (アップリンク、宣伝担当/中村美穂)

============================================================================
03:シネマニュース
============================================================================
★新作『夏至』のプロモーションで、トラン・アン・ユン監督が来日
----------------------------------------------------------------------------
 デビュー作『青いパパイヤの香り』で一躍注目され、次作『シクロ』がベネチア映
画祭のグランプリを獲得した、パリ在住のベトナム人監督トラン・アン・ユンが新作
『夏至』のプロモーションのため来日し、3月28日に記者会見を行った。
 同作はハノイを舞台に、年代の異なる3姉妹をとおして、人と人との絆や心のふれ
あいを描いたヒューマン・ドラマ。トラン監督は自身の前2作品を“無声映画”と称
しているが、今作は「初めて言葉のある作品となった」と話している。言葉を使って
コミュニケートすることの大切さを、愛娘の誕生を機に再認識したのだという。「言
葉を重要視したことで、より沈黙が大切だと気づいた。沈黙を有効に置いてこそ、次
に発せられる言葉に、観る者は心を惹きつけられる」のだそうだ。セリフは時にダイ
ナミックかつテンポ良く発せられることで、ストーリーの流れを良くする原動力を
持っているが、「リズミカルよりもメロディカルなセリフを大切にしたい。そして、
この作品独特の浮遊感や調和を重要視してセリフを考えた」と監督は語る。
 『夏至』は初夏に渋谷、Bunkamura ル・シネマにて公開予定。
□OFFICIAL SITE
 http://www.asmik-ace.co.jp/lineup/geshi.html
----------------------------------------------------------------------------
★宮崎駿監督、最新作『千と千尋の神隠し』への抱負を語る
----------------------------------------------------------------------------
 宮崎駿監督の最新作品『千と千尋の神隠し』の製作報告会見が、3月26日、東京・
小金井市の“江戸東京たてもの園”で行われた。
 今作は10歳の女の子、千尋が不思議な町に迷い込み、神様や妖怪の集まる湯屋で働
く姿を描いたアニメ大作。前作『もののけ姫』(97年)以来、4年ぶりとなった同作
品について、宮崎監督は「途方に暮れている日本人に“元気になろうよ”と訴えかけ
る作品にしたい」と抱負を語った。
 また、主人公の千尋の声で声優初体験となる弱冠13歳の柊留美は「千尋に親近感を
感じています。大好きなジブリ作品に参加できてうれしいです」と喜びを語った。監
督は『もののけ姫』で引退を示唆していたが、「子供たちにもっと元気になってほし
い」との思いを込め、新作の製作を決めたなど、製作の経緯も語った。
 同作品は、7月から日比谷スカラ座ほか、全国300館での上映が決定している。
□OFFICIAL SITE
 http://www.ntv.co.jp/ghibli/sennokami/

----------------------------------------------------------------------------
○その他の今週のニュース
----------------------------------------------------------------------------
★第73回アカデミー賞は、ラッセル・クロウ主演の『グラディエーター』が5部門を
 制覇
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0328.htm
----------------------------------------------------------------------------
★2000年のワースト映画を決定するラジー賞開催。トラボルタ制作・主演の『バトル
 フィールド・アース』が7部門を独占
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0328_2.htm
----------------------------------------------------------------------------
★日本映画黄金期を築き上げた異才、川島雄三監督を特集上映
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0327.htm
----------------------------------------------------------------------------
★【今週のプレゼント情報】映画『天使のくれた時間』(出演:ニコラス・ケイジ
ほか)の試写会に250組500名を招待 ほか
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0329.htm
----------------------------------------------------------------------------
★【シネマプレビュー】『クロエ』
 『EUREKA』、『火垂』に続く、「J-WORKS」作品第三弾!
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/kroe/kroe.htm
----------------------------------------------------------------------------
★【シネマプレビュー】『ビートニク』
 全てのポップ・カルチャーの源にあるビートニクの魅力が凝縮された話題作!
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/beatnik/beatnik.htm
----------------------------------------------------------------------------
★【シネマプレビュー】『ザ・クリミナル』
 若干27歳のジュリアン・シンプソン監督衝撃のデビュー作!
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/preview/criminal/criminal.htm

============================================================================
04:興行成績ベストテン
============================================================================
春休みまっただ中の映画界は、『2001年春 東映アニメフェア』をはじめとするファ
ミリー・ムービーが上位を独占。そんな中、『ザ・セル』が初登場で3位に食い込ん
でいる。ジェニファー・ロペス主演、流行のサイコ・サスペンス・ドラマという組み
合わせで、全米でも大ヒットした作品だ。また、硬派な社会派ドラマ『日本の黒い夏
冤罪』も、初登場で6位と好スタートを切った。
──────────────────────────────────────
今週 先週 タイトル                        上映週
……………………………………………………………………………………………………
 1 →( 1)2001年春 東映アニメフェア                ( 4週)
 2 ↑( 6)ドラえもん のび太と翼の勇者たち/他           ( 3週)
 3 初(―)ザ・セル                         ( 1週)
 4 →( 4)102                           ( 3週)
 5 ↓( 2)キャスト・アウェイ                    ( 5週)
 6 初(―)日本の黒い夏 冤罪                    ( 1週)
 7 ↓( 3)スナッチ                         ( 3週)
 8 ↓( 5)プルーフ・オブ・ライフ                  ( 2週)
 9 ↓( 7)アンブレイカブル                     ( 7週)
10 ↓( 8)サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS            ( 2週)
──────────────────────────────────────
興行通信社調べ2001/3/24~3/28(銀座・新宿・渋谷・池袋・上野5地区代表館集計)

============================================================================
05:BACK TO THE MOVIE
 『ラウンダーズ』
============================================================================
“悪役ジョン・マルコヴィッチの怪演が堪能できるギャンブル映画”

 『マルコヴィッチの穴』では、なんとジョン・マルコヴィッチ本人を快演している
異能の人、ジョン・マルコヴィッチ。彼は、もはや単に“名優”と呼ぶことすらも許
されないような雰囲気が漂う、特別な存在の俳優だ。映画そのものの出来不出来には
関係なく、マルコヴィッチが出演している場面にはどこかスペシャルで高貴な香りが
匂い立つ。その意味では、出演作すべてが必見だが、近作『ラウンダーズ』で見せた
悪役は記憶に新しいところ。『ザ・シークレット・サービス』『ある貴婦人の肖像』
『コン・エアー』と、悪役を演じれば必ず主演者をくってしまうマルコヴィッチなれ
ど、本作では従来のカリスマ的な空気を最小限にとどめ、実に情けない風体で登場
し、主人公マット・デイモンを困惑させる。『ラウンダーズ』はポーカー賭博を題材
にした青春映画だが、よれよれのジャージ姿で現れ、むしゃむしゃとクッキーを食い
ながら、カード・ゲームを進めるこの悪役は、極めて漫画的でありながらもどこか神
秘的で、ときには“カードをさばく”という行為を何か深遠なものとして見せてしま
う瞬間がある。決して出番は多くないが、何を演じても非凡さがにじんでしまう天才
ジョン・マルコヴィッチに、ぜひ打ちのめされていただきたい。   (相田冬二)

【DVD】
『ザ・シークレット・サービス』(1993年/アメリカ/2時間7分/ソニー・ピクチャー
 ズ エンタテインメント:税抜3,800円)
『ある貴婦人の肖像』(1996年/イギリス/2時間24分/日本ビクター:税抜4,700円)
『コン・エアー』(1997年/アメリカ/1時間56分/パイオニアLDC:税抜4,700円)
『ラウンダーズ』
(1998年/アメリカ/2時間5分/東芝デジタルフロンティア:税抜4,700円)
『マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズ・エディション』
(1999年/アメリカ/1時間52分/アスミック・エース:税抜4,700円)

============================================================================
06:おすすめVIDEO(DVD/VHS)
============================================================================
【DVD】 今週発売されるDVDの情報をチェック
──────────────────────────────────────
『ホワイトアウト 初回限定2枚組』
テロリストとダム運転員との死闘を空前のスケールで描いたアクション大作
──────────────────────────────────────
【データ】
2000年/日本/2時間9分(3/23発売:日本ビクター)
監督:若松節朗 出演:織田裕二、松嶋菜々子、佐藤浩市、石黒賢、吹越満
カラー/ステレオ/字幕(税抜5,800円/2枚組)

 日本最大のダムが最新のコンピュータを操るテロリスト・グループに襲撃された。
彼らはダムの職員を人質に取り、50億円を政府に要求。これを断ればダムは爆破さ
れ、下流域の住民20万世帯が一気に激流に飲み込まれてしまう。八方ふさがりになっ
たかに見えたそのとき、ひとりのダム運転員がテロリストに立ち向かうべく立ち上が
った……。真保裕一の大ベストセラーの同名小説を映画化した、スペクタクル・アク
ション巨編! 監督、カメラマン、プロデューサーによる撮影うらばなし満載の
“オーディオコメンタリー”といった本編ディスクの特典映像とは別に、1時間弱の
スペシャル・メイキング、未公開10シーン、衣装・小道具・武器ギャラリーなど、充
実の映像を特典ディスクに収めた、初回限定の豪華2枚組仕様で登場。

──────────────────────────────────────
○さらにチェック!
──────────────────────────────────────
■『マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズ・エディション』
1999年/アメリカ/1時間52分(3/23発売:アスミック・エース)
監督:スパイク・ジョーンズ 出演:ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス
カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜4,700円)
 ミュージック・ビデオ界の鬼才、スパイク・ジョーンズ監督のデビュー作で、タイ
トルどおり、俳優ジョン・マルコヴィッチ本人も出演して摩訶不思議な世界を展開す
る不条理コメディ。充実の特典映像に加え、初回生産分のみの封入特典は、『マルコ
ヴィッチの穴』のすべてがわかる“マルコヴィッチ解体新書”付きだ。

■『ドグマ』1999年/アメリカ/2時間9分(3/23発売:東宝ビデオ)
監督:ケヴィン・スミス 出演:ベン・アフレック、マット・デイモン
カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜6,000円)
 ベン・アフレックとマット・デイモンのコンビが、神に背いて地上界に追放された
天使を演じるコメディ。オリジナル&日本版劇場予告、インタビューに加え、制止画
特典として、スタッフ・キャスト紹介、プロダクション・ノート、『ドグマ』的宗教
用語辞典など特典も充実している。

■『ウォン・カーウァイ コレクション DVD-BOX』1988~97年/香港/計4時間51分
(3/23発売:プレノン・アッシュ)
監督:ウォン・カーウァイ 出演:アンディ・ラウ、レスリー・チャン
カラー/ステレオ/字幕(税抜9,000円/3枚組)
 香港のウォン・カーウァイ監督のヒット作、3作品をそれぞれのディスクに収めた
3枚組豪華ボックス仕様。デビュー作『いますぐ抱きしめたい』、伝説の作品『欲望
の翼』、日本で最高のヒットを記録した『ブエノスアイレス』を収録。

■『デス・レース2000』1976年/アメリカ/1時間19分
(3/23発売:クリエイティブ アクザ)
監督:ポール・バーテル 出演:デヴィッド・キャラダイン、シモーネ・グリフェス
カラー/モノラル/字幕(税抜4,700円)
 恒例の大陸横断レースに湧いている2000年のアメリカ。それは走行中に次々と人間
を殺していくことでポイントを稼ぐという死のレースだった……。奇怪な車のデザイ
ンと場当たり的な競技ルールで展開される、SFアクション。『ロッキー』以前のS・
スタローンの出演も見逃せない。特典映像には、オリジナル予告編を収録。

──────────────────────────────────────
○ WeeklyセルDVDランキング            3月18日~3月24日
──────────────────────────────────────
◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆
           映画セルDVD全国総合ランキング

今週は5作が初登場。なかでも『ホワイトアウト』は、初回限定2枚組が1位、通常盤
が5位と2バージョンがランクインしている。また、89年作品『ブラック・レイン』が
初登場で6位、オスカーを受賞したばかりの『グラディエーター~』が7位と、リド
リー・スコット監督の新旧作品が揃い踏み。さらに劇場では最新作『ハンニバル』が
公開されるなど、この春はリドリー・スコットに注目だ。
============================================================================
今週  先週  タイトル                         発売元
……………………………………………………………………………………………………
 1 初(―)ホワイトアウト 初回限定2枚組            日本ビクター
----------------------------------------------------------------------------
 2 ↓( 1)TAXi-2                        日本ビクター
----------------------------------------------------------------------------
 3 初(―)マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズ・エディション
                             アスミック・エース
----------------------------------------------------------------------------
 4 ↓( 2)ミッション・トゥ・マーズ  ブエナ ビスタ ホ-ムエンタ-テイメント
----------------------------------------------------------------------------
 5 初(―)ホワイトアウト                    日本ビクター
----------------------------------------------------------------------------
 6 初(―)ブラック・レイン                 CICビクタービデオ
----------------------------------------------------------------------------
 7 →( 7)グラディエーター デラックス・コレクターズ・エディション
                    ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
----------------------------------------------------------------------------
 8 初(―)電話で抱きしめて コレクターズ・エディション
                   ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
----------------------------------------------------------------------------
 9 ↓( 6)U-571 デラックス版                 パイオニアLDC
----------------------------------------------------------------------------
10 ↓( 3)パトリオット コレクターズ・エディション
                    ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
----------------------------------------------------------------------------
            *このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータに基づき、
                   MOVIE Watch編集部がランキングしました。
              □TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/

──────────────────────────────────────
【VHS】 今週発売されるVHSビデオの情報をチェック
──────────────────────────────────────
『五条霊戦記//GOJOE』
浅野忠信&永瀬正敏、2大カリスマ俳優共演のサイバーアクション時代劇!
──────────────────────────────────────
【データ】
2000年/日本/2時間17分(4/3発売:パイオニアLDC)
監督:石井聰亙 出演:浅野忠信、永瀬正敏、隆大介、船木誠勝、勅使川原三郎
カラー/ステレオ(税抜16,000円)
 有名な五条大橋での義経と弁慶の物語を、新しい解釈で綴ったアクション大作。平
家が支配する闇の時代、平安末期。平家を倒すべく育てられた源義経は、京に出ては
平家武者を次々と切り捨て、その姿は「鬼」と恐れられていた。神から「鬼を退治せ
よ」との啓示を受けた弁慶は、刀鍛冶の鉄吉を連れ、義経の住む魔の森へ乗り込んで
ゆく……。日本を代表するカリスマ俳優、浅野忠信と永瀬正敏の共演が実現したこと
でも話題をさらった作品。

──────────────────────────────────────
○さらにチェック!
──────────────────────────────────────
■『ラヴァーズ』1999年/フランス/1時間40分(3/23レンタル開始:日活)
監督:ジャン=マルク・バール 出演:エロディ・ブシェーズ
カラー/ステレオ/字幕
 パリの本屋で働くジャンヌのもとに、ユーゴスラビア出身の画家ドラガンがやって
来る。やがて2人は情熱的に愛し合うのだが、彼が不法滞在者であることが発覚し、
ジャンヌは自分のアパートに彼をかくまうことに……。愛と官能に酔いしれる若い恋
人たちを描いた、ジャン=マルク・バールの監督デビュー作。

■『クレイジー・イン・アラバマ』1998年/アメリカ/1時間52分
(4/4発売:ソニー・ピクチャース エンタテインメント)
監督:アントニオ・バンデラス 出演:メラニー・グリフィス、ルーカス・ブラック
カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜15,800円)
 60年代の米国・アラバマに住む少年とゴージャスでエキセントリックな叔母とのふ
れあいを描いたヒューマン・ドラマ。ロッド・スタイガーやミートローフ・アディな
ど、豪華共演陣が勢ぞろいしたアントニオ・バンデラスの監督初作品。

■『レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅』2000年/アメリカ/1時間38分
(3/23発売:日本ヘラルド映画)
監督:アラン・A・ゴールドスタイン 出演:レスリー・ニールセン
カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜16,000円)
 ナンセンス・コメディの名優、レスリー・ニールセン演じる連邦保安官がエイリア
ンに誘拐された大統領を救うべく奮闘する、ドタバタ爆笑コメディ。レスリーは製作
総指揮と脚本も担当し、お得意の有名映画のパロディ満載な点も見逃せない。

──────────────────────────────────────
○ Weeklyレンタルビデオランキング          3月18日~3月24日
──────────────────────────────────────
◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆
       レンタルビデオ全国総合ランキング(字幕+吹替え版)
         ♪♪♪レンタル前に要チェック!♪♪♪    【TSUTAYA調べ】

予想どおり『M:I-2』が初登場で1位を獲得。2位が『ホワイトアウト』という図式
は、昨年夏の劇場興行ランキングを思い出させてくれる。レンタルビデオランキング
でも、この2作の一騎打ちとなるのだろうか。また、大半の作品がランクダウンする
なか、昨年末の劇場公開時に話題を集めた『エクソシスト ディレクターズカット
版』のみが8位から4位へとランクアップしている。
============================================================================
今週  先週  タイトル                         発売元
……………………………………………………………………………………………………
 1 初(―)M:I-2                      CICビクタービデオ
----------------------------------------------------------------------------
 2 ↓( 1)ホワイトアウト                    日本ビクター
----------------------------------------------------------------------------
 3 ↓( 2)キッド           ブエナ ビスタ ホ-ムエンタ-テイメント
----------------------------------------------------------------------------
 4 ↑( 8)エクソシスト ディレクターズカット版   ワーナー・ホーム・ビデオ
----------------------------------------------------------------------------
 5 ↓( 3)X-MEN            フォックス ホーム エンターテイメント
----------------------------------------------------------------------------
 6 →( 6)シャンハイ・ヌーン                ポニーキャニオン
----------------------------------------------------------------------------
 7 ↓( 4)TAXi-2                      ポニーキャニオン
----------------------------------------------------------------------------
 8 ↓( 5)U-571                        パイオニアLDC
----------------------------------------------------------------------------
 9 ↓( 7)グリーンマイル                  ポニーキャニオン
----------------------------------------------------------------------------
10 ↓( 9)グラディエーター               CIC・ビクタービデオ
----------------------------------------------------------------------------
*このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータにより集計されています。
              □TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/

============================================================================
07:今週の美女
============================================================================
◆天海祐希◆Yuuki Amami [?.8.8.生まれ]
 宝塚史上初めて入団1年目で新人公演の主役を演じるなど、10年にひとりの逸材と
いわれた元宝塚の月組トップスター。172cmのスレンダーなボディラインは、女性の
憧れを一身に背負っているのではないだろうか。舞台、映画、TVドラマ、CM出演のほ
か、エッセイの執筆や著書など多岐に渡る才能をいかんなく発揮している。初の映画
出演はハリウッドに乗り込んでの『クリスマス黙示録』(1996)となる。

□今週の美女の写真はコチラで
 http://www.watch.impress.co.jp/movie/bijo/2001/0330.htm

▽最新公開作品情報
『連弾』2000
 監督・出演:竹中直人 出演:冨貴塚佳香、箕輪裕太
□OFFICIAL SITE
 http://www.shochiku.co.jp/rendan/

▽おすすめな出演作品
『狗神』2000
 監督:原田眞人 出演:渡部篤郎、山路和弘、深浦加奈子、遊人
『残侠』1999
 監督:関本郁夫 出演:高嶋政宏、高橋かおり、松方弘樹、中井貴一、中条きよし
『必殺! 三味線屋・勇次』1998
 監督:藤原三郎 出演:中条きよし、阿部寛、中尾彬、石橋蓮司、清水健太郎
『黒の天使VOL.2』1998
 監督:石井隆 出演:大和武士、片岡礼子、伊藤洋三郎、山口祥行、小林滋央
『MISTY』1997
 監督:三枝健起 出演:金城武、豊川悦司、小西杏奈、小日向文世、六平直政
『クリスマス黙示録』1996
 監督:キオニ・ワックスマン 出演:ロリ・ペティ、ジェイソン・ロンドン

============================================================================
08:読者の映画評
============================================================================
 【 劇場公開中や、DVDが発売中の作品の、読者のレビューをお届けします 】
──────────────────────────────────────
『ザ・セル』 有楽町、丸の内プラゼールほかにて公開中
 心理学者役のジェニファー・ロペスが、他人の深層世界に入り込むという奇想天外
な物語が展開されるこの作品。相手の脳の中に入るとあって、グロテスクな場面も多
く、好き嫌いが分かれるかも。でも私は、他人の深層世界で七変化(?)するロペス
のかわいさにくぎ付けだった……。            (埼玉県/橋本さん)
□OFFICIAL SITE
 http://www.cell-jp.net/

『サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS』 有楽町、ニュー東宝シネマほかにて公開中
 自分の考えてることが他人にわかってしまうなんて、絶対に嫌! 安藤政信演じる
主人公がこうした特殊能力を持ってるんだけど、その能力の“サトラレ”って名前が
なんだか、妙に気に入っちゃいました。ズバリ、そのまんまなんだもん。でも、最後
はしっかり、ホロリとさせられました。          (東京都/reikoさん)
□OFFICIAL SITE
 http://www.satorare.com/

──────────────────────────────────────
○ 読者のみなさんの映画評を大募集!!
──────────────────────────────────────
 「MOVIE Watch」では、今後、読者のみなさんの映画評を、メールマガジン及びサ
イト上で紹介していきたいと思っております。劇場やビデオで観た映画であれば、作
品は問いません。200文字程度の原稿と、住所、氏名(ペンネーム可)、年齢、職
業、電話番号を必ずお書き添えのうえ、下記メールアドレスまでご応募ください。
(なお、スペース等の都合上、文章を一部変更、割愛させていただく場合があります
ので、ご了承ください)

  ■映画評応募先メールアドレス
   movie@m-sta.co.jp

★ MOVIE Watchプレゼント情報
──────────────────────────────────────
★「川島雄三 乱調の美学」の劇場招待券を5組10名に、
 『連弾』のプレスリリースとチラシをセットで3名にプレゼント
──────────────────────────────────────
【1】「川島雄三 乱調の美学」
 4月14日から5月11日まで、東京・千石の三百人劇場で公開される特集上映「川島雄
三 乱調の美学」の劇場招待券を5組10名にプレゼントいたします。この招待券は、
期間中はいつでも使用可能ですが、1作品のみの鑑賞となります。同特集上映の詳細
は、「03:シネマニュース」を参照してください。

【2】『連弾』
 3月31日より、渋谷シネパレスほかにて公開される『連弾』(監督・出演/竹中直
人、出演/天海祐希、富貴塚桂香、ほか)のプレスリリースとチラシをセットで3名に
プレゼントいたします。作品の詳細は、今号の「01:おすすめロードショー」を参照
してください。

□OFFICIAL SITE
 http://www.shochiku.co.jp/rendan/

<応募方法>
【1】をご希望の方は、件名に「『川島雄三 乱調の美学』」と、【2】をご希望の
方は「『連弾』希望」とそれぞれ明記して、送付先住所(郵便番号)、氏名、年齢、
職業、電話番号、「MOVIE Watch」を読んだ意見・感想をお書き添えのうえ、下記
メールアドレスまでご応募ください。
<発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます>

  ■応募先メールアドレス
   movie-watch-present@impress.co.jp
  ■締め切りは4月6日(金)

▼配信先の変更 ──────────────────────────────
下記URLよりメールアドレスを入力し、案内にしたがい変更をしてください。
 http://www.ips.co.jp/pointup/enchgv.htm
▼購読中止 ────────────────────────────────
購読中止の場合は下記URLにアクセスし、記入欄に配信先のメールアドレスを入力し
た後、購読中止ボタンを押してください。
 http://www.ips.co.jp/pointup/enstopv.htm
▼広告資料請求 ──────────────────────────────
 http://www.impress.co.jp/ad/ まで
―――――――――――――― 問い合わせ先 ―――――――――――――――――
movie-watch-info@impress.co.jp    :記事内容 MOVIE Watchグループ
ad-sales@impress.co.jp            :広告窓口 インターネット広告営業部
sales@ips.co.jp                   :購読窓口 インプレスダイレクト
                                    (Tel:03-5275-9051)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
発行人 井芹昌信/編集チーフ 水島晃一
発行 株式会社インプレスコミュニケーションズ
〒102-0075 東京都千代田区三番町20
編集 大越聡
協力 株式会社アドバンス ワークス(中島浩二、黒須俊明、堀内太陽、星野恵里、
金治秀明)
Copyright(C)2001 impress communications corporation. All rights reserved.
MOVIE Watchに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――