Subject: [MOVIE Watch:20010202] ■MOVIE Watch(毎週金曜日発行:無料)────────── 2001-2-2 ☆HEADLINE☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★MOVIE Watchプレゼント情報 『異邦人たち』の劇場招待券を5組10名、 『しあわせ』の劇場招待券を5組10名にプレゼント。 01:おすすめロードショー 『ペイ・フォワード 可能の王国』 ひとりの少年が生み出した、世界を救う方法とは? 『はなればなれに』 ゴダールの幻の傑作、ついに日本初公開 ○さらにチェック! 『ザ・ウォッチャー』『溺れる魚』『しあわせ』 ほか 02:新作先取り情報 『アメリカン・サイコ』 スタイリッシュなヤッピーの、心の内に潜む狂気を描いたサスペンス 『ハロルド・スミスに何が起こったか』 70年代のイギリス・カルチャーを満喫できるコメディ ほか 03:シネマニュース ○フランス映画界期待の新鋭、ブリュノ・デュモン監督が来日 ○フランスのベテラン俳優、ジャン・ピエール・オーモン氏死去 ほか 04:興行成績ベストテン 北野武監督の『BROTHER』など、一挙5作が初登場 05:BACK TO THE MOVIE 『ザ・ディレクター 「市民ケーン」の真実』 “映画史に残る名作の本編と裏側を、このチャンスに同時に楽しむ” 06:おすすめVIDEO(DVD/VHS) 【DVD】 『英雄の条件』 ウィリアム・フリードキン監督が贈るサスペンス・アクション大作 ○さらにチェック! ○WeeklyセルDVDランキング 【VHS】 『ボーイズ・ドント・クライ』 性同一性障害に苦悩するヒロインの姿を描く衝撃作 ○さらにチェック! ○Weeklyレンタルビデオランキング 07:今週の美女 マリサ・トメイ 08:読者の映画評 『バーティカル・リミット』 ほか <<<<<<<< MOVIE Watchのホームページは毎日ニュース満載!>>>>>>> http://www.watch.impress.co.jp/movie/ ☆*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~* MOVIE Watchの発行は毎週金曜日☆ ============================================================================ 01:おすすめロードショー ============================================================================ 【 今週末のオススメ封切り作品をセレクト! 】 ────────────────────────────────────── 『ペイ・フォワード 可能の王国』 ひとりの少年が生み出した、世界を救う方法とは? ────────────────────────────────────── 2月3日より丸の内ピカデリー1ほかにて公開 2000年/アメリカ/2時間3分 ◆監督: ミミ・レダー ◆脚本:レスリー・ディクソン ◆出演:ケビン・スペイシー、ヘレ ン・ハント、ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジェイ・モアー、ジェイムズ・カ ビーゼル、ジョン・ボン・ジョヴィ ◆配給:ワーナー・ブラザース 『ディープ・インパクト』のミミ・レダーと、『シックス・センス』のハーレイ・ ジョエル・オスメント。聡明な女性監督とオスカー候補にもなった天才子役の顔合わ せが、想像をはるかに上回る傑作を生み出した。社会科の教師に「世界を変革する方 法は?」と問われた少年が発見したのは、善意のチェーンリアクションともいうべき プロジェクト。“誰かに救われた者は別な誰か3人を救う”というものだった。少年 はそれを証明するため、ホームレスやいじめられっ子、そして教師を救おうと孤独な 実践を重ねていく……。絶望の淵にたたずみながらも、世界を変えるシステムをス タートさせようとする主人公の魂と覚悟を、オスメントは前作以上の存在感で浮き彫 りにする。一方、レダーは徹頭徹尾“見上げる/見下ろす”というまなざしにこだわ った演出で、日常にひそむ奇跡の数々に光を当てる。理想を現実に変えるパワーあふ れる1本。必見です。 □OFFICIAL SITE http://www.payforward-jp.com/ ────────────────────────────────────── 『はなればなれに』 ゴダールの幻の傑作、ついに日本初公開 ────────────────────────────────────── 2月3日より銀座テアトルシネマほかにて公開 1964年/フランス/1時間36分 ◆監 督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール ◆出演:アンナ・カリーナ、サミー・フレ イ、クロード・ブラッスール、ルイザ・コルペイン、エルネスト・メンゼル、シャン タル・ダルジュ、ジョルジュ・スタケ ◆配給:フランス映画社 クエンティン・タランティーノ、アニエスbらが“最愛の映画”と称えるなど、伝 説的に語り継がれてきた1964年のジャン=リュック・ゴダール監督作品。日本ではこ れが劇場初公開となる。対照的な性格ながら親友同士の青年2人と、彼らが恋したひ とりの女性。彼らが挑んだ現金強奪計画と三角関係の行方を、遊び心たっぷりのモノ クロ映像で紡ぎ出す。1分間音声を消したり、ストップモーションを繰り返したり。 どこまでも行き当たりばったりな展開ながら、肌触りはアヴァンギャルドではなくひ たすらポップ。ゴダールは難解、のイメージを打ち破る作品だ。なかでも、ルーブル 美術館を3人が疾走するシーンは格別。当時、ゴダールと公私ともにカップルだった アンナ・カリーナのみずみずしい魅力も、じっくり堪能したいところ。 □OFFICIAL SITE http://www.bowjapan.com/bandeapart/ ────────────────────────────────────── ○さらにチェック! 今週末時点の劇場公開作を厳選、5本紹介 ────────────────────────────────────── ■『ザ・ウォッチャー』 2月3日より渋谷東急 ほか キアヌ・リーブスが殺人鬼役に挑戦したサイコ・サスペンス。あるFBI捜査官のも とに、因縁の連続殺人犯から殺人予告が届いた。彼のターゲットは誰? 捜査官はわ ずかな手がかりだけで、シカゴの街中を探し回るが……。捜査官役は、同時期に公開 されるSFサスペンス『スーパーノヴァ』でも主演しているジェームズ・スペイダー。 □OFFICIAL SITE http://www.watcher-jp.com/ ■『溺れる魚』 2月3日より丸の内東映 ほか 『ケイゾク/映画』の異才、堤幸彦監督がまたまた破天荒な刑事コンビものに挑 戦。犯人を射殺して犯行現場の現金を着服した男と、女装癖があり制服窃盗もしてい る男。懲戒免職寸前の刑事2人が、大企業が一通のメールに脅迫されるという不可解 な事件に挑む。注目の若手俳優、窪塚洋介が見事な女装を披露、若き演技派ぶりを見 せつける。 □OFFICIAL SITE http://www.oboreru-sakana.com/ ■『しあわせ』 2月3日よりシネ・リーブル池袋 『男と女』や『愛と哀しみのボレロ』で知られるフランスのベテラン監督、クロー ド・ルルーシュの長編第35作。夫を失った女性が思い出の場所であるヴェネチアへ。 ところがそこで知り合った画商と息子が事故死してしまい……。愛する者に次々に先 立たれてしまうヒロインの再生の旅を、じっくりと見つめている。 □OFFICIAL SITE http://www.nikkatsu.com/movie/mov_happy.htm ■『楽園をください』 2月3日より銀座、シャンテ・シネ ほか 『グリーン・デスティニー』の俊英アン・リー監督が、アメリカの南北戦争を見つ めた意欲作。南軍のゲリラ隊に参加したドイツ移民の青年を中心に、戦時下で激動の 青春を送る若者たちのドラマを真摯に綴っていく。『サイダーハウス・ルール』のト ビー・マグワイアや『ヴェルヴェット・ゴールドマイン』のジョナサン・リース・マ イヤーズなど、ハンサムガイが集結。 □OFFICIAL SITE http://www.asmik-ace.com/Rakuen/ ■『ファストフード・ファストウーマン』 2月3日より渋谷、シネマライズ ほか 昨年のカンヌ映画祭に出品され絶賛を受けた、素朴な味わいに満ちた人間ドラマ。 かつてはキャリアウーマンだったが、現在はカフェでウエイトレスをしている35歳の 女性を主人公に、誰もが憶えのある恋のすれ違いや人生の妙味を、自然体のスタイル で綴っていく。監督はニューヨークを基盤に映画作りを続けるアモス・コレック。 □OFFICIAL SITE http://www.fastfoodfastwomen.com/ ============================================================================ 02:新作先取り情報 ============================================================================ 【 公開を待ちわびる新作情報をお届けします 】 ────────────────────────────────────── ■『アメリカン・サイコ』 4月中旬 恵比寿ガーデンシネマ ほか ────────────────────────────────────── 引き締まった体に高級ブランドスーツを着こなすパトリック・ベイトマンは、 ウォール街の一流証券会社に勤める27歳。完璧な生活を送っている彼だが、どこか満 たされない心の渇きを感じ、ついには殺人への衝動が抑えきれなくなっていく……。 ≪プロモーターからひと言≫ 80年代のニューヨークならではの、この上ない贅沢さを、まずは目で堪能してほし い映画です。また、クリスチャン・ベール演じる主人公のベイトマンは、音楽に対し て非常にこだわりがあり、流れている音楽に関するうん蓄を随所で披露します。これ がまたブラックな笑いをもたらし、この映画をさらに面白くしています。 (アミューズピクチャーズ、宣伝担当/宮城希) □OFFICIAL SITE http://www.amuse-pictures.com/bateman/ ────────────────────────────────────── ■『ハロルド・スミスに何が起こったか』 春公開予定 渋谷、シネ・アミューズ イースト/ウエスト ほか ────────────────────────────────────── ハロルド・スミスは、仕事を定年退職し、TV番組「チャーリーズ・エンジェル」を 楽しむ静かな生活を送っていた。ある日、地元の老人ホームで腕時計を止めるマジッ クを披露するはずだったのだが、誤ってペースメーカーを止めてしまい、殺人容疑で 逮捕されてしまう……。 ≪プロモーターからひと言≫ ディスコ(死語)やパンクが流行の最先端だった、1977年のイギリス。今、思い返 すと赤面してしまいそうなことを、当時は「カッコイイ」と信じて真面目にやってい たんです……。恥ずかしくても、ダサくても、全部「ホンモノ」が描かれているので 必見。スプーン曲げのユリ・ゲラー(本人)までなぜか登場する70'sイギリス・カル チャー満載の本作品。いよいよ日本上陸です! (東北新社、宣伝担当/加藤直美) □OFFICIAL SITE(英語) http://www.harold-smith.com/haroldsmith.htm ────────────────────────────────────── ■『クレーヴの奥方』 初夏公開予定 銀座テアトルシネマ ほか ────────────────────────────────────── 自分を深く愛してくれる夫、クレーヴ伯ではなく、人気歌手のペドロ・アブル ニョーザに愛情を抱いてしまうクレーヴ伯夫人カトリーヌ。ブルジョワ階級で育ち、 敬虔なカトリック信者である彼女にとって不倫は許されぬ愛。だが、ふと沸き上がる ペドロへの激しい感情は、彼女を苦悩の日々に迷い込ませてしまう。 ≪プロモーターからひと言≫ 主演のキアラ・マストロヤンニの、ため息が出てしまうほどの美しさは必見。ポル トガルの矢沢永吉ことペドロ・アブルニョーザ自身が出演しているほか、国際的なピ アニスト、マリア・ジョアン・ピルシュの演奏シーンなど音楽好きも要チェック! 劇映画界最長老監督、オリヴェイラ監督(92歳)が描き出す、現代版『クレーヴの奥 方』を上品なパリの雰囲気とともに堪能していただきたいと思います。 (アルシネテラン、宣伝担当/池田みのり) □OFFICIAL SITE http://www.alcine-terran.com/data/cleve/cleve.html ============================================================================ 03:シネマニュース ============================================================================ ★フランス映画界期待の新鋭、ブリュノ・デュモン監督が来日 ---------------------------------------------------------------------------- フランス北部のバイユールを舞台にした2作品『ユマニテ』『ジーザスの日々』の ブリュノ・デュモン監督が来日し、1月25日、都内で記者会見を行った。『ジーザス の日々』は、父を亡くし母親と2人で暮らす癲癇持ちの青年、フレディの一瞬の狂気 を描いたデビュー作。一方、少女の殺人事件を捜査する警部補の姿を描いた2作目の 『ユマニテ』は、1999年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ、最優秀主演男優賞、最 優秀主演女優賞の三冠に輝き、一大センセーションを巻き起こした。 「映画を作るにあたって、キリストの人生を描きたかった。自分の課題は、20世紀 のモダンなキリストをどう表現するか、人間としてのキリストをどう描くか、にあっ た」とタイトルの意味と製作に向ける信条を語ったデュモン監督。日頃から「映画は 芸術であるべき」と話す監督は、「インディペンデントであり、芸術として残るべき ものが映画だ」とも語る。また、暴力と性について「性は暴力だとは思わない。映画 はカタルシスの役割を持つべき。観る者がそこから学び、自分を解放して自由になる べきだ」という。そして「日本で検閲(ぼかし)があることにショックを覚えた。で も、何が消してあるのかがわかるだけましだ。イタリアではカットされていた」と、 “フランス映画祭横浜1999”の上映を観た感想も語った。 最後に「より良いことを求めるのが人生の意味だと思うから、高いところを目指し ていきたい」と、今後の作品についても“高いものを目指す人間”という一貫した テーマがあることを示唆した。 ※『ユマニテ』は5月に東京・ユーロスペースにて、『ジーザスの日々』は5月に東 京・BOX東中野にてそれぞれ公開予定。 □『ユマニテ』『ジーザスの日々』OFFICIAL SITE http://www.bitters.co.jp/humanite/ ---------------------------------------------------------------------------- ★フランスのベテラン俳優、ジャン・ピエール・オーモン氏死去 ---------------------------------------------------------------------------- フランスの映画俳優、ジャン・ピエール・オーモン(92歳)が死去したことが、1 月30日、明らかになった。 戦前・戦後にわたって母国フランスやアメリカ・ハリウッドで活躍したオーモン氏 は、21歳で俳優デビュー。以降、パリのサン・マルタン運河のほとりに建つ北ホテル を舞台に、失業をはかなんだ若者を好演した『北ホテル』(1938年/フランス/監督: マルセル・カルネ)など、74本の映画に出演した実績を持つ。シラク大統領が「フラ ンスの劇場および映画界の歴史を築いたほか、ハリウッドとブロードウェイでも華々 しい成功を収めた素晴らしい俳優」と故人に賛辞を贈るなど、フランス国内の多くの 人に愛された俳優だ。 20世紀初頭に活躍した女流作家、シドニー・ガブリエル・コレットの実話をもと に、彼女を作家に導いた最初の夫との運命的な出会いと愛の行方を描いた『コレット 水瓶座の女』(1991年/ドイツ=アメリカ=フランス/監督:ダニー・ヒューストン) が、事実上の遺作となってしまった。同作品は、92年に日本でも公開されている。 ---------------------------------------------------------------------------- ○その他の今週のニュース ---------------------------------------------------------------------------- ★『アンブレイカブル』のM・ナイト・シャラマン監督、生中継記者会見を行う http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0131_2.htm ---------------------------------------------------------------------------- ★『はなればなれに』の期間限定イベント開催中 http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0130.htm ---------------------------------------------------------------------------- ★ラース・フォン・トリアー監督の『イディオッツ』公開記念トークショー開催 http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0129.htm ---------------------------------------------------------------------------- ★今週のプレゼント情報=映画『キャストアウェイ』(監督:ロバート・ゼメキス) の試写会に280組560名を招待 ほか http://www.watch.impress.co.jp/movie/cinemanews/2001/0131.htm ============================================================================ 04:興行成績ベストテン ============================================================================ 今週は、一挙に5作品が初登場。順位の変動の激しいランキングとなったなか、1位を 獲得したのは北野武監督の『BROTHER』。以下、2位の『クリムゾン・リバー』、3位 の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』までが4位以下を大きく離し、トップ3を形成して いる。また、和製ホラー映画の2本立て『狗神/弟切草』と、イギリスで大ヒットし た『リトル・ダンサー』も好調なスタートを切っている。 ────────────────────────────────────── 今週 先週 タイトル 上映週 …………………………………………………………………………………………………… 1 初(―)BROTHER ( 1週) 2 初(―)クリムゾン・リバー ( 1週) 3 ↓( 1)ダンサー・イン・ザ・ダーク ( 6週) 4 初(―)ハート・オブ・ウーマン ( 1週) 5 ↓( 3)13デイズ ( 7週) 6 ↓( 2)バトル・ロワイアル ( 7週) 7 初(―)狗神/弟切草 ( 1週) 8 ↓( 4)バーティカル・リミット ( 8週) 9 初(―)リトル・ダンサー ( 1週) 10 ↓( 6)ダイナソー ( 8週) ────────────────────────────────────── 興行通信社調べ2001/1/27~1/31(銀座・新宿・渋谷・池袋・上野5地区代表館集計) ============================================================================ 05:BACK TO THE MOVIE 『ザ・ディレクター 「市民ケーン」の真実』 ============================================================================ “映画史に残る名作の本編と裏側を、このチャンスに同時に楽しむ” 2月2日に発売される『ザ・ディレクター 「市民ケーン」の真実』は、タイトル通 り、オーソン・ウェルズ監督の『市民ケーン』におけるスキャンダラスな舞台裏を追 いかけた作品だ。映画のオールタイムベストテンを行うと必ずといっていいほど、 “映画史上のベストワン”に選ばれるこの『市民ケーン』だが、知名度のわりに意外 に“観られていない”作品かもしれない。波乱万丈の人生を送った新聞王が“薔薇の 蕾”という謎の言葉を残して死んだ。映画は、関係者の証言からこの言葉の意味を探 る記者の姿を映し出していく。巨漢俳優としてもおなじみのオーソン・ウェルズが若 干25歳で監督・主演した作品で、当時は珍しかった回想形式による断片的構成を大胆 に導入。エレガントで風格のある語り口は、まるで巨大なステンドグラスを作り上げ ていく名職人の手つきを眺めているかのよう。何度観ても発見のある永遠の名作だ。 (相田冬二) 【DVD】 『市民ケーン』 (1941年/アメリカ/1時間59分/ビームエンタテインメント:税抜3,500円) 『ザ・ディレクター 「市民ケーン」の真実』 (1999年/アメリカ/1時間22分/エスピーオー:税抜4,800円) ============================================================================ 06:おすすめVIDEO(DVD/VHS) ============================================================================ 【DVD】 今週発売されるDVDの情報をチェック ────────────────────────────────────── 『英雄の条件』 ウィリアム・フリードキン監督が贈るサスペンス・アクション大作 ────────────────────────────────────── 【データ】 2000年/アメリカ/2時間7分 (1/26発売:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) 監督:ウィリアム・フリードキン 出演:トミー・リー・ジョーンズ カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜3,800円) 中東イエメンで起こった“アメリカ大使館包囲事件”は、大使館員救出のために83 名の一般市民が殺害され、さらに百数十人の負傷者を出すという悲惨な結果で沈静化 に向かった。しかし、アメリカ政府の威信を失望させたとするこの事件は、発砲命令 を出したチルダース大佐と彼の弁護を担当するホッジス大佐による、法廷での過酷な 戦いへと突入していく……。特典映像はウィリアム・フリードキン監督による音声解 説のほか、キャスト&スタッフのインタビュー、メイキング・ドキュメンタリーなど 盛りだくさん。初回限定はピクチャー・ディスク仕様となっている。 ────────────────────────────────────── ○さらにチェック! ────────────────────────────────────── ■『戦場にかける橋 リミテッド・エディション』1957年/アメリカ/2時間42分 (1/26発売:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) 第二次世界大戦下のビルマを舞台に、戦時下における人間の尊厳や誇りを見事に描 き、戦争の狂気を訴える傑作。主演のホールデンが案内役を務める記録映画、約54分 のドキュメンタリー(名作誕生秘話)などを収めた特典映像も必見だ。 監督:デビッド・リーン 出演:ウィリアム・ホールデン、ジャック・ホーキンス カラー/ステレオ/字幕(税抜5,300円/2枚組) ■『クロスファイア』2000年/日本/1時間55分(1/25発売:TBSビデオ) パイロキネシス(念力発火能力)を持って生まれてきたOLが連続女子高生殺人事件 を追ううちに、さらに恐ろしい事件に巻き込まれていくサスペンス・ホラー。SFXメ イキング解説やスタッフ&キャスト紹介に加え、金子監督、村上チーフ助監督らによ る映画製作完全ガイド「オーディオ・コメンタリー」なども収録。 監督:金子修介 出演:矢田亜希子、伊藤英明、桃井かおり、原田龍二、永島敏行 カラー/ステレオ(税抜6,000円) ■『告発 デラックス版』1994年/アメリカ/2時間3分(1/25発売:パイオニアLDC) アルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ若き弁護士とひとりの囚人の衝撃的な実話 を映画化した社会派ドラマ。K・ベーコンの鬼気迫る演技とゲイリー・オールドマン のサディスティックな悪役ぶりが話題となった作品。監督&出演者インタビュー、 撮影風景、スタッフ&キャスト紹介といった貴重な映像特典が満載。 監督:マーク・ロッコ 出演:クリスチャン・スレーター、ケビン・ベーコン カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜4,700円) ■『アラバマ物語 コレクターズ・エディション』1962年/アメリカ/2時間9分 (1/26発売:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント) 1930年代のアメリカ南部の田舎町で、偏見と闘いながら正義を貫こうとする父親の 姿を通して、人間本来の姿を学ぶ兄弟を描いた感動作。約90分のメイキング・ドキュ メンタリーや音声解説、キャスト&スタッフ紹介などの特典を収録。 監督:ロバート・マリガン 出演:グレゴリー・ペック、メリー・バーダム モノクロ/モノラル/字幕(税抜3,800円) ────────────────────────────────────── ○ WeeklyセルDVDランキング 1月21日~1月27日 ────────────────────────────────────── ◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆ 映画セルDVD全国総合ランキング 今週は、トミー・リー・ジョーンズとサミュエル・L・ジャクソンの共演による『英 雄の条件』が2位に初登場。さらに、意外といっては失礼か、ホラー・コメディ『最 終絶叫計画』が初登場で3位を獲得している。しかし今週も首位は、『グラディエー ター~』で、V5を達成。2位以下に大きな差を付けて、好セールスを記録している。 ============================================================================ 今週 先週 タイトル 発売元 …………………………………………………………………………………………………… 1 →( 1)グラディエーター デラックス・コレクターズ・エディション ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ---------------------------------------------------------------------------- 2 初(―)英雄の条件 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ---------------------------------------------------------------------------- 3 初(―)最終絶叫計画 アミューズソフト ---------------------------------------------------------------------------- 4 ↓( 2)パーフェクト・ストーム 特別版 ワーナー・ホーム・ビデオ ---------------------------------------------------------------------------- 5 ↓( 3)グリーンマイル SPECIAL BOX ポニーキャニオン ---------------------------------------------------------------------------- 6 ↓( 4)マトリックス 特別版 ワーナー・ホーム・ビデオ ---------------------------------------------------------------------------- 7 ↓( 5)シザーハンズ 特別編 フォックス ホーム エンターテイメント ---------------------------------------------------------------------------- 8 ↓( 6)シックス・センス ポニーキャニオン ---------------------------------------------------------------------------- 9 ↑(11)さくや 妖怪伝 ワーナー・ホーム・ビデオ ---------------------------------------------------------------------------- 10 ↓( 7)レオン 完全版 CIC・ビクタービデオ ---------------------------------------------------------------------------- *このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータに基づき、 MOVIE Watch編集部がランキングしました。 □TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/ ────────────────────────────────────── 【VHS】 今週発売されるVHSビデオの情報をチェック ────────────────────────────────────── 『ボーイズ・ドント・クライ』 性同一性障害に苦悩するヒロインの姿を描く衝撃作 ────────────────────────────────────── 【データ】 1999年/アメリカ/1時間59分(2/2発売:フォックス ホーム エンターテイメント) 監督:キンバリー・ピアース 出演:ヒラリー・スワンク、クロエ・セヴィニー カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜17,000円) ネブラスカ州リンカーンに住む20歳のブランドンは、カラダは女性だが「男」とし ての人生こそが正しい道だと考えている。そして、「男」として新たな人生を歩き始 めるために小さな街を訪れる。そのソフトなしゃべり方と優しい表情に、誰もがブラ ンドンの不思議さに魅了されていく。やがて、ブランドンは偶然出会った少女ラナに 恋をし、自分が“性同一性障害”であることを打ち明ける。ラナはそんなブランドン のことを理解しようとするが、街の人々はそうではなく、やがて決定的な悲劇が起 こってしまう……。主人公を体当たりで熱演したヒラリー・スワンクが、アカデミー 主演女優賞を受賞したことでも話題を集めた作品だ。 ────────────────────────────────────── ○さらにチェック! ────────────────────────────────────── ■『U-571』2000年/アメリカ/1時間44分(2/2発売:パイオニアLDC) 第二次世界大戦下の北大西洋上で、アメリカ海軍の巡用潜水艦S-33がドイツ軍の最 新鋭潜水艦U-571から暗号機“エニグマ”を奪う作戦が開始された。奇襲後、敵のU ボートに撃沈されてしまうS-33。果たして乗員達は無事帰還することができるのか。 総制作費120億円というスケールで描く、戦争スペクタクル・アクション。 監督:ジョナサン・モストウ 出演:マシュー・マコノヒー、ビル・パクストン カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜16,000円) ■『ファイナル・カット』1999年/イギリス/1時間30分 (1/26発売:アット エンタテインメント) イギリスの若手人気俳優ジュード・ロウの告別式で、彼が生前、密かに撮影してい たプライベート・フィルムが公開されることになった。広い屋敷の重厚なソファーで 友人達が目にしたものとは……。大ドンデン返しのラストが話題のサスペンスだ。 監督:ドミニク・アンシアーノ、レイ・バーディス 出演:ジュード・ロウ カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜16,000円) ■『宋家の三姉妹』1997年/香港=日本/2時間25分 (2/7発売:ポニーキャニオン=フジテレビジョン) 父親の教育のもと、古い因習にとらわれることなく伸び伸びと成長した宋家の三姉 妹。しかし、西安事件や日中戦争など、時代の荒波の中で運命を翻弄され……。20世 紀初頭の中国を舞台に、激動の時代を生きた三姉妹の姿を描いた感動作。 監督:メイベル・チャン 出演:マギー・チャン、ミシェール・ヨー カラー/ステレオ/字幕/吹替(税抜16,000円) ────────────────────────────────────── ○ Weeklyレンタルビデオランキング 1月21日~1月27日 ────────────────────────────────────── ◆◆◆◆◆◆◆ カルチュア・コンビニエンス・クラブ TSUTAYA提供 ◆◆◆◆◆◆◆ レンタルビデオ全国総合ランキング(字幕+吹替え版) ♪♪♪レンタル前に要チェック!♪♪♪ 【TSUTAYA調べ】 スリリングな法廷劇が繰り広げられる軍事サスペンス『英雄の条件』が、堂々5位に ランクイン。しかし、初登場作は同作のみと、相変わらずベストテン作品の人気の高 さがうかがわれる状態だ。昨年6月以来、長期間にわたってランクインしてきた 『シックス・センス』が徐々に順位を下げ、ついに10位にまでランクダウンしてい る。果たして、来週は同作を圏外に落とせるような作品が現れるか? ============================================================================ 今週 先週 タイトル 発売元 …………………………………………………………………………………………………… 1 →( 1)ミッション・トゥ・マーズ ブエナ ビスタ ホ-ムエンタ-テイメント ---------------------------------------------------------------------------- 2 →( 2)グリーンマイル ポニーキャニオン ---------------------------------------------------------------------------- 3 ↑( 4)パーフェクト・ストーム ワーナー・ホーム・ビデオ ---------------------------------------------------------------------------- 4 ↓( 3)グラディエーター CIC・ビクタービデオ ---------------------------------------------------------------------------- 5 初(―)英雄の条件 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ---------------------------------------------------------------------------- 6 ↓( 5)スチュアート・リトル ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ---------------------------------------------------------------------------- 7 →( 7)インサイダー ポニーキャニオン ---------------------------------------------------------------------------- 8 →( 8)エリン・ブロコビッチ ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ---------------------------------------------------------------------------- 9 ↓( 6)ボーン・コレクター ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント ---------------------------------------------------------------------------- 10 ↓( 9)シックス・センス ポニーキャニオン ---------------------------------------------------------------------------- *このランキングは全国の「TSUTAYA」のデータにより集計されています。 □TSUTAYAのホームページ http://www.tsutaya.co.jp/ ============================================================================ 07:今週の美女 ============================================================================ ◆マリサ・トメイ◆Marisa Tomei [1964.12.4.生まれ] シャープで均整のとれたシンメトリックな顔立ちからは、芯の強い女性をイメージ させるマリサ・トメイ。ショートやボブの凛としたイメージも好感度が高いが、ロン グヘアーではエレガントさも際立っている。84年に『フラミンゴ・キッド』で映画デ ビューして以来、92年には『いとこのビニー』でアカデミー賞、助演女優賞を受賞し た実績を有する演技派女優だ。 □今週の美女の写真はコチラで http://www.watch.impress.co.jp/movie/bijo/2001/0202.htm ▽最新公開作品情報 『ザ・ウォッチャー』2000 監督:ジョー・シャーバニック 出演:キアヌ・リーヴス □OFFICIAL SITE http://www.watcher-jp.com/index01.htm 『ハート・オブ・ウーマン』2000 監督:ナンシー・マイヤーズ 出演:メル・ギブソン □OFFICIAL SITE http://www.heart-of-woman.com/ ▽おすすめな出演作品 『ウェルカム・トゥ・サラエボ』1997 監督:マイケル・ウィンターボトム 出演:スティーヴン・ディレイン 『ミルドレッド』1996 監督:ニック・カサヴェテス 出演:ジーナ・ローランズ 『フォー・ルームス』1995 監督:クエンティン・タランティーノほか 出演:ブルース・ウィリスほか 『太陽に抱かれて』1995 監督:ミーラー・ナーイル 出演:アルフレッド・モリナ 『オンリー・ユー』1994 監督:ノーマン・ジュイソン 出演:ロバート・ダウニー・Jr 『ザ・ペーパー』1994 監督:ロン・ハワード 出演:マイケル・キートン 『忘れられない人』1993 監督:トニー・ビル 出演:クリスチャン・スレイター 『堕ちた恋人たちへ』1992 監督:アラン・ルドルフ 出演:マシュー・モディーン 『いとこのビニー』1992 監督:ジョナサン・リン 出演:ジョー・ペシ 『チャーリー』1992 監督:リチャード・アッテンボロー 出演:ロバート・ダウニー・Jr 『オスカー』1991 監督:ジョン・ランディス 出演:シルヴェスター・スタローン 『ザンダリーという女』1991 監督:サム・ピルスバリー 出演:ニコラス・ケイジ 『高卒物語』1986 監督:ボブ・ウェインスタイン 出演:ダニエル・ジョーダン 『悪魔の毒々モンスター』1985 監督:マイケル・ハーツ、サミュエル・ウェイル 出演:アンドリー・マランダ 『フラミンゴ・キッド』1984 監督:ゲイリー・マーシャル 出演:マット・ディロン ============================================================================ 08:読者の映画評 ============================================================================ 【 劇場公開中や、DVDが発売中の作品の、読者のレビューをお届けします 】 ────────────────────────────────────── 『バーティカル・リミット』 有楽町・丸の内ルーブルほかにて公開中 心臓がキュッとなるアクションの連続で、観終わった後ぐったり。でもストーリー が、もう少しこのエピソード突っ込んで!と言いたくなる所ばかりで消化不良。発煙 筒を投げるシーンはひいてしまった……。不満点が心に残らなければ良かったのに 残ってしまって、アクション映画を観終わった後のカタルシスはあまり感じず、 ちょっと残念。 (大阪府/AKIRAさん) □OFFICIAL SITE http://www.spe.co.jp/movie/verticallimit/ 『ブレイド』 日本ヘラルド映画よりビデオ&DVDが発売中 ウェズリー・スナイプス扮する吸血鬼ハンターが、剣を自在に操り吸血鬼を退治す る。なんといっても、スナイプスのアクションが小気味いい。スピーディで無駄のな い動き、しかも動きが洗練されていて剣の扱いも上手い。そこへ名脇役クリス・クリ ストファーソンが色づけを添えるという心憎い演出である。また、スナイプスの洗練 された肉体は、見るからに強靭そうでハマリ役だ。古来の吸血鬼物とは一味も二味も 違った作品である。 (兵庫県/プヨプヨ。さん) ────────────────────────────────────── ○ 読者のみなさんの映画評を大募集!! ────────────────────────────────────── 「MOVIE Watch」では、今後、読者のみなさんの映画評を、メールマガジン及びサ イト上で紹介していきたいと思っております。劇場やビデオで観た映画であれば、作 品は問いません。200文字程度の原稿と、住所、氏名(ペンネーム可)、年齢、職 業、電話番号を必ずお書き添えのうえ、下記メールアドレスまでご応募ください。 (なお、スペース等の都合上、文章を一部変更、割愛させていただく場合があります ので、ご了承ください) ■映画評応募先メールアドレス movie@m-sta.co.jp ★ MOVIE Watchプレゼント情報 ────────────────────────────────────── ★『異邦人たち』の劇場招待券を5組10名、『しあわせ』の劇場招待券を5組10名に プレゼント。 ────────────────────────────────────── 【1】『異邦人たち』 新春第2弾として渋谷シネパレスほかにて公開される『異邦人たち』(監督/スタン リー・クワン、出演/大沢たかお、ミッシェル・リー、スー・チー、桃井かおり ほか)の劇場招待券を5組10名の方にプレゼントいたします。同作は香港近郊の島を 舞台に、理由ありの男女が繰り広げる摩訶不思議な体験を描く異色作。 □OFFICIAL SITE http://www.omega.co.jp/html/ihoujin/ 提供:ポニーキャニオン/オメガ・プロジェクト/博報堂 共同配給:オメガ・エンタテインメント/ドラゴン・フィルム 【2】『しあわせ』 2月3日より、シネ・リーブル池袋にて公開される『しあわせ』(監督/クロード・ル ルーシュ、出演/アレッサンドラ・マルティネス、ピエール・アルディティ ほか) の劇場招待券を5組10名の方にプレゼントいたします。同作品の詳細は、今号の 「おすすめロードショー」をご参照ください。 □OFFICIAL SITE http://www.nikkatsu.com/movie/mov_happy.htm <応募方法> ご希望の方は、件名に「『異邦人たち』希望」、または「『しあわせ』希望」と 明記して、送付先住所(郵便番号)、氏名、年齢、職業、電話番号、 「MOVIE Watch」を読んだ意見・感想、をお書き添えのうえ、下記メールアドレス までご応募ください。 <発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます> ■応募先メールアドレス movie-watch-present@impress.co.jp ■締め切りは2月9日(金) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ▼配信先の変更 ────────────────────────────── 下記URLよりメールアドレスを入力し、案内にしたがい変更をしてください。 http://www.ips.co.jp/pointup/enchgv.htm ▼購読中止 ──────────────────────────────── 購読中止の場合は下記URLにアクセスし、記入欄に配信先のメールアドレスを入力し た後、購読中止ボタンを押してください。 http://www.ips.co.jp/pointup/enstopv.htm ▼広告資料請求 ────────────────────────────── 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