新生DDI、10月１日誕生へ

　DDI、KDD、IDOの３社が４月５日、都内で会見を開き、今年10月１日を合併期日とする合併契約書を締結したと発表した。

　合併の基本事項については、昨年12月の合併発表の際に明らかにされた内容と同じ。DDIが存続会社となり、新会社名は株式会社ディーディーアイ。ロゴについては「KDDI」が採用される。新会社の社長にはDDIの奥山雄材社長が就任する。

　これらの内容に加え、今回、代表取締役会長にはウシオ電機の牛尾治朗会長が就任することが明らかにされた。同氏は４月５日付けで現DDIの代表取締役会長に就任している。

　携帯電話事業について奥山社長は「株式をすでに店頭公開している沖縄セルラーを除き、セルラー７社で合併を検討しているところ。ツーカーやIDOの扱いについては、セルラー合併の後に検討する」としている。また、「現在、携帯電話のブランド統一も検討しており、10月１日を待たずにブランド統一されるよう演出したい」と語った。

　なお、新会社での事業者識別番号については、国際電話を「001」、国内電話を「0077」にすることで合意しているという。

◎関連URL
■DDI
http://www.ddi.co.jp/
■KDD
http://www.kdd.co.jp/
■IDO
http://www.ido.co.jp/
■参考記事「DDI、KDD、IDOが来年10月合併」
http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/1999/12/16/kddi.htm
■参考記事「DDI-セルラー７社が合併へ」
http://www.watch.impress.co.jp/mobile/news/2000/03/08/ddi7.htm

（湯野 康隆）