2000/03/02 20:15
IBM、ホームページを表示端末に合わせ変換するサーバーソフト
日本IBMは、ホームページコンテンツのデータ形式を変換し、携帯電話やPDAなど、表示端末に適したデータのコード・フォーマット変換を行なうソフト「WebSphere Transcoding Publisher」を発表。3月31日より、標準価格320万円で出荷開始する。
「WebSphere Transcoding Publisher」は、Proxyサーバーなどに導入して使用する。サポートするサーバーOSはWindows NT/2000、AIX。一般的なホームページで使用されている記述言語HTML(HyperText Markup Language)を、WML(Wireless Markup Language)に変換する機能を持つ点が特徴。携帯電話とWebサーバー間の通信規格のひとつ、WAP(Wireless Application Protocol)では記述言語としてWMLが使われている。このほか、記述言語のXML(eXtensible Markup Language)のスタイル変換、HTMLで記述された画像データの参照テキスト形式への変換、表の罫線削除、GIFからJPEGフォーマットの変換機能も持つ。
また、このソフトではデバイスに応じたプラグイン・ソフトで、端末ごとに対応が可能。現在標準でサポートしているのは、WorkPad、Palmシリーズ、Windows CE、WAP対応の携帯電話などの端末となっている。
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(工藤ひろえ)
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