メビウスノートの春モデル、ワイヤレスLANのオプションも

　シャープがメビウスノートの新型3機種6モデルを3月1日より順次発売する。いずれも価格はオープンプライスで、OSにWindows 98 Second Edtionを搭載する。

PC-FJ120R/M

　最初に発売されるのは、XGAの12.1型低反射ブラックTFT液晶、モバイルPentium III 450MHz、64MBメモリ、9GBハードディスク、着脱式4倍速CD-R/RWドライブ、56kbpsモデムという仕様のコンパクトノート「PC-FJ120R」。拡張ベイに内蔵できるほか、外付け利用も可能なフロッピーディスクドライブも付属する。発売は3月1日で、実売価格は28万円程度になる見込み。

　PC-FJ120RのディスプレイをSVGAタイプに、CPUをモバイルCeleron 450MHzに変更、CD-R/RWドライブのかわりに24倍速CD-ROMドライブが付属する「PC-FJ120M」も、3月11日に25万円程度で発売される。

PC-MJ120V/R

　次に発売されるのは、XGAの14.1型低反射ブラックTFT液晶、モバイルPentium III 500MHz、64MBメモリ、12GBハードディスク、着脱式4倍速DVD-ROMドライブ、フロッピーディスクドライブ、56kbpsモデム、100Base-TX/10Base-TのLANインターフェイスという仕様のオールインワンノート「PC-MJ120V」。3月23日発売で、実売価格は29万円程度になる見込み。

　PC-MJ120VのCPUをモバイルCeleron 500MHzに変更、DVD-ROMドライブのかわりに4倍速CD-R/RWドライブが付属する「PC-MJ120R」も、3月29日に28万円程度で発売される。

PC-PJ100S

PC-PJ100H

　最後に発売されるのは、SVGAの12.1型低反射ブラックTFT液晶、モバイルCeleron 450MHz、64MBメモリ、12GBハードディスク、外付け24倍速CD-ROMドライブ、外付けフロッピーディスクドライブ、56kbpsモデムという仕様のモバイルノート「PC-PJ100S」。ボディカラーにはスペクトラルホワイトを採用。USBの携帯電話アダプターも付属し、4月8日に25～26万円程度で発売される。

　PC-PJ100SのディスプレイをXGAタイプに、CPUをモバイルPentium III 500MHzに、メモリを128MBに変更、さらにIEEE1394とLANインターフェイスを備える「PC-PJ100H」も4月12日に28～29万円程度で発売される。ボディカラーにはスペクトラルブルーを採用。ただし、こちらにはCD-ROMドライブが付属しない。

　シャープでは、IEEE802.11bに準拠した11MbpsのワイヤレスLANを構築できるワイヤレスLANステーション（CE-WA01）とPCカード（CE-WC01）や、USB接続が可能な35万画素のCCDカメラ（CE-AG07）も発売する予定。ただし、発売日や価格は未定。

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（湯野 康隆）