キヤノン、334万画素の光学2倍ズームデジカメ

　キヤノンは、334万画素CCDを搭載した光学2倍ズームのデジタルカメラ「PowerShot S20」を発表。3月上旬より標準価格99,800円で販売開始する。

　PowerShot S20は、1/1.8インチ334万画素CCDを採用、非球面レンズを3枚使用した光学2倍ズームレンズ（35mmフィルム換算：32～64mm）を搭載した。レンズは沈胴式。334万画素クラスでは撮影画像1枚あたりのデータ量が大きくなるため、記録時間も気になるところだが、バッファメモリを併用することで、シャッターインターバルが約2.2秒と、あまり記録時間が気にならないレベルとなっている。

　記録媒体はコンパクトフラッシュ（CF）で、16MBのCFが1枚付属する。CF Type2規格に対応しているため、マイクロドライブも使用できる。サイズは105.4×69.4×33.8mm（幅×高×奥行、突起部を除く）。

　なお、この春には、デジタルカメラの上位機として各社から300万画素クラスのデジタルカメラが発表される見込み。早くもA4サイズのプリントに耐えられる高画質を競う時代になった。

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ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2000-01/pr_sps20.html

（工藤ひろえ）