1999/12/01 20:20
DDIポケット、来年のキーワードはデータ通信とカラー化
来年の元旦に合併が予定されているDDIポケット9社。その存続会社となるDDI東京ポケット電話が、来年の事業戦略の概要を明らかにした。
同社では、来年早々にもPメールDXセンターを拡張し、通常のホームページのテキストデータを対応端末から参照できるようにする予定。将来的には、iモードやWAPのように、コンパクトブラウザーを搭載することも検討しているという。
また、端末だけで利用できる位置情報サービスも来年1月中には始まる予定。例えば、電車の乗換案内などについては、従来は出発地と目的地の両方を入力する必要があったが、同サービスを利用すれば、入力するのは目的地だけで済む。
さらに、来年後半には、パケット通信サービスや、回線交換方式による128kbpsデータ通信サービスが提供される見通し。メールのような比較的データ量の少ない通信にはパケット通信方式、音楽データなどの大容量コンテンツのダウンロードには回線交換方式という使い分けができるようにしたいという。端末のカラー化についても当然視野に入れている。
◎関連URL
■DDIポケット
http://www.ddipocket.co.jp/
(湯野 康隆)
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