1999/11/26 14:37
沖電気、小型GPSレシーバーを使った業務用システム
沖電気工業が小型GPSレシーバーを使った業務用の位置情報サービスシステム「GPCTI」を11月末より出荷する。
GPCTIは、同社のコンピュータテレフォニー統合システム「CTstage」の付加機能として利用できる位置情報システム。物流車両や人材の管理、バスの運行情報サービス実験などで同システムが使われることが決まっている。システムの価格は約400万円~。
このシステムで使われるGPSレシーバー(IPS 8000)は、ソニーマーケティングから提供されるもので、携帯電話に繋ぎ、プッシュ音を使って位置情報等をサーバーに知らせることができる。大きさは胸ポケットにも楽々入るサイズで、単3電池1本で動く。
ソニーマーケティングによると、現在このGPSレシーバーは業務向けにのみ販売しているが、将来的には一般向けに発売することも検討しているという。位置情報を使ったゲームなどへの応用が期待される。
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沖電気工業 社会基盤システム事業部
Tel: 048-431-2649
◎関連URL
■沖電気工業
http://www.oki.co.jp/OKI/Home/JIS/New/OKI-News/1999/11/z9973.html
(湯野 康隆)
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