Mobile Central click Here
 

ニュースIndex
4/6
cdmaOneの国際ローミングサービスが21日スタート[20:16]
アイオメガ、Clik!用のPCカードリーダーを米国で発売[19:02]
ニコン、334万画素のデジカメ「COOLPIX990」を4月27日発売[18:40]
メルコ、コンパクトフラッシュの低価格シリーズ[17:46]
ドコモ、首都圏エリアで4月11日よりNM502i発売[17:31]
エレコム、新方式の超薄型マウス[17:22]
デル、ノートPC「Inspiron」シリーズを値下げ[15:24]
京急百貨店、ケータイに本日の特売情報などをメール配信[15:01]
ニフティ、iモード向け近未来ゲームノベル「Side-K」[14:29]
電気通信事業者協会など、ケータイ・PHSのマナー標語を募集[12:00]



検索
5



1999/10/27 18:42

富士通、携帯電話で日本語を簡単に入力する方式を開発

 富士通は、携帯電話をはじめとする小型携帯端末用の、キーボード配列に特長のある文字入力方式を開発した。富士通によれば、この方式によってほぼ会話速度で文字メールが可能になるという。また、操作方法の習得も容易だとしている。また、ハードキーボードでもソフトキーボードでも利用でき、ソフトキーボード(液晶に表示するキーボード)の場合は、他の入力方式との混在が可能だという。

 富士通が開発したこの入力システムは,子音母音文字セットによるかな入力方式を採用。ひとつのキーに子音と母音を割り当てた左列・右列のキーグループと、子音を割り当てず母音を割り当てた中央列のキーグループを備えている。

 入力はローマ字入力で行なう。清音のキータッチ数は、ローマ字の文字数と同じ。濁音・半濁音のキータッチ数は子音が2打となりキータッチ数はローマ字の1.5倍(109フルキーボード比較)で済む。平均すると従来型の携帯電話の約半分のキータッチ数になるという。

 富士通ではこの方式を、携帯電話、PHS、ゲーム機器、携帯端末、インターネットのWeb上、測量機器など幅広く利用できるようにするため、この技術のライセンスを販売し、技術の普及に努めたいとしている。


●入力例(「か い わ も じ」の場合)
か(KA)左列「K」ボタンを1回押して、中央列「A」ボタンを1回押す
い(I)中央列「I」ボタンを1回押す
わ(WA)右列「W」ボタンを1回、中央列「A」ボタンを1回押す
も(MO)右列「M」ボタンを1回、中央列「O」ボタンを1回押す
じ(ZI)左列中央の「S」ボタン(「Z」ボタンと共用)を2回押し、中央列「I」ボタンを1回押す

●従来の携帯電話入力方式とのタッチ数の比較
入力文従来方式富士通新開発方式
きんきゅう いえにtelして あねより61打28打
すこしおくれます ゴメンでんしゃにのりおくれちゃった93打48打
コエガキキタイ ジカンアッタラ ラブコールシテー72打44打
あけまして おめでとうございます ことしもガンバルぞ99打50打
※従来方式の同一業が連続するとき文字カーソルのシフト操作1打は含めていない。また、変換キーを打つ回数は含めていない。

◎関連URL
富士通のホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/

(工藤ひろえ)



お問い合わせ Mobile Central ホームページへ戻る