ワンタッチボタン装備のメビウスノート

PC-MJ100M

PC-FJ100J

PC-PJ2-X4

　シャープはノートPC、メビウスシリーズの新機種3モデルを発表した。14.1型XGA液晶搭載の「PC-MJ100M」は10月30日、12.1型XGA液晶搭載の「PC-FJ100R」は11月13日、11.3型XGA液晶搭載のモバイルノート「PC-PJ2-X4」は11月6日に発売予定。いずれもオープン価格、実売価格は3機種ともに28万円程度になる。

　MJ100MとFJ100Rは新しいデザインを採用。前面には液晶を閉じたまま使えるメールチェックボタンとステータスディスプレイを備える。電源が入っていない状態でメールチェックボタンが押されると、自動的にOSが立ち上がり、メールをチェックし、電源を切る。ステータスディスプレイにはそのとき受信したメールの数などが表示される。メールの差出人によってメールチェックボタンの発光色を変更するなどの設定も可能。また、キーボード上部には電源ONとアプリケーションの起動をワンタッチで行なえる「クイックスタートボタン」を備える。クイックスタートボタンで起動できるアプリケーションは、付属のユーティリティで変更が可能。さらに光デジタルオーディオ端子を備え、付属の「MD-PCリンク for Mebius」と別売りのケーブルを使うことでシャープ製のMDプレイヤーに接続し、タイトル編集などが可能。ただし、MDからのデジタル入力には対応していない。

　このほか、FJ100Rは標準でCD-RWドライブを搭載。その付け替え用としてDVD-ROMドライブが11月に50,000円で発売される。

　一方のPJ2-X4はモバイルノートPJ2シリーズの最新機種。従来機種のPJ2-X3に比べると、HDDの容量が12GB、OSがWindows 98 Second Editionに変更されており、ホームページ製作ソフトも追加されている。

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（白根 雅彦）