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2000/03/29
Macゆえに、Macゆえの。
少数派であるMacユーザーというのは冷遇されがちだ。さらに日本のPalmユーザーというのも優遇されていない。そんなモンだから、WorkPadやPalmをMacに接続するソフトというやつは、ずーっと正式な日本語版が存在しなかった。寒い。とても寒い。MacユーザーにしてWorkPadユーザーのわたしにしてみれば、阿寒湖のほとりで商業主義という名のブリザードの中、下半身裸で武富士のダンスを踊らされるくらいの寒さだ。しかしこのたびようやく、ようやく発売された。「PalmConnect」。
この製品、USB変換アダプタが付属する「USBキット」が4480円で売られている。USB変換アダプタなど、それだけを買っても6000円くらいしそうなものである。やけに安い。アダプタ以外の付属物がタダ同然に見えてくる。しかしこの製品の主役とは、付属する接続ソフト「Palm Desktop Macintosh版」である、といっても過言ではない。
このソフト、完成度が非常に高い。もともとPalmとの接続用のソフトとして開発されたのではなく、PIMソフト「Claris Organaizer」をベースに作られたらしく、PIMとしての性能が非常に優れている。これならばWorkPadやPalmを持っていない人が、PIMソフトとしてシリアル変換アダプタ付きの1980円のパッケージを購入しても元が取れそうだ。Windows版のPalm Desktopよりも使い易い。よかった、Macユーザーをやっていて良かったよ。ありがとうっ! ありがとうパームコンピューティングっ! しかもなぜか外観をカスタマイズできてしまうあたりが、非常にMacっぽいぞっ! そんな機能いらないからフリーウェアで配ってくれよっ、どーせ今後のPalmには付属するんだろうからよっ!
今日の教訓「そこがMacたるゆえん」
品名 |
発売元 |
購入価格 |
購入場所 |
PalmConnect |
パームコンピューティング |
4480円 |
T-ZONE渋谷店
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◎関連URL
■パームコンピューティングのホームページ
http://www.palm-japan.com/
(白根 雅彦)
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