|
|
|
|
2000/01/14
最強アンテナ伝説
「漢(おとこ)は常に、あらゆるものに『最強』を求めなくてはならない」
そういい残すとヤツは去っていった。荒野に吹く風が、俺の頬を打った。あれから12年。このモノに出会って、ようやくあのときのヤツのセリフが、俺にも理解できた気がする。『最強』、そんな呼び名がこいつにはふさわしい。
まず、このボタン。ボタンを押すと、一瞬にしてアンテナが引き出される。この機能さえあれば、とっさの電話に出るときも、一瞬にして感度最強状態にすることができる。さらに先端のLED。通信が行なわれたときだけ光るこのLEDは、iモードのような、通話してんだかどうかわかりにくいパケット通信において、パケットが飛んだ瞬間だけを感じ取ってくれる。これさえあれば「俺の知らないうちにパケットが飛ぶことはまかりならんっ」と念じている俺も、安心してiモードできる。
あぁ、これだ。アンテナにこれ以上のものを、果たして求められるだろか? いや、できまい(反語)。これこそ、最強と呼ぶにふさわしい。漢(おとこ)は、携帯電話のアンテナといえども、最強を求めなくてはいけないのだ。
P.S.アンテナの交換は自己責任で。また、今回紹介した製品は製造元からお借りしたサンプルですので、出荷時には異なる商品名、異なる仕様になっている可能性があります。
今日の教訓「っていうか、ヤツって誰だよ」
品名 |
製造 |
価格 |
光るアンテナ(飛び出し式) |
木村電子工業 |
不明 |
(白根 雅彦)
|
|
|
|
|