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1999/11/25
西から来た電卓
まじめでしかない製品を面白くしてやろうという努力はよくある話で、まじめであるべき製品すら面白くしてしまおうと考える人もいるわけで、この「笑殺電卓人」もそんな製品のひとつであると考察されるわけである。
この電卓は、ボタン操作するとなぜか関西弁をしゃべる。たとえば5ボタンは「なんやそれ」、+ボタンは「かまへんかまへん」などといった具合である…計算中に1を押すと「どあほっ」と怒られ、9を押すと「なんでやねん」と突っ込まれる。小数点で「ほんまかいな」と感心され、引き算をしようとすると「あきまへん」と否定される。珍しく%ボタンを使おうものなら「ほんまやねー」と同意されACキーで「もうかりまっか」と挨拶されてしまう。
…なんか、ストレスがたまる。そんなときはストレス解消用「爆発モード」でひたすらキーを連射。連射中は声が小刻みに出力され、ちょっとしたBJ気分。「お・お・お・お・おおきに」といった感じ。高橋名人並みの連射をっ…と熱中していると…静かな職場で冷ややかな視線が…
今日の教訓「うるさいので、仕事では使わないほうが、よい。」
商品名 |
発売元 |
購入価格 |
笑殺電卓人 |
メガハウス |
2,480円 |
(白根 雅彦)
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