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1999/11/04
まだまだハンズフリーで電話せよ
11月1日の道交法改正。携帯電話などを使用することで「交通の危険」を生じさせたときに9,000円の罰金と点数2点が科せられるようになった。たしかに、ハンズフリー装置を用いて携帯電話を使えば、この違反にはならない。しかし、実際にはハンズフリー装置を使っていても「携帯電話を取り出して、着信ボタンを押して」などと悠長なことをしていると、いわゆる「安全運転義務違反」になってしまいかねない。となると、着信ボタン付きのハンズフリー装置でないとダメだ。そんなわけで今回はaudio-technicaの「ATT-80S」を紹介する。
着信ボタンのついたハンズフリー装置を使うには、4極式プラグに対応した携帯電話でなくてはならない。というわけで隣の席の湯野氏から4極式プラグに対応した携帯P501iを借りてテストした。デスクの電話から携帯にかけてみる。エチケットモードなのでブルブル震えるだけで着信音は鳴らない。が、同時にイヤホンからはメロディーが。なるほど、これならばうるさい車内でも着信しやすい。で、イヤホンのコードの途中にある着信ボタンを押す。見事、着信。これならば「安全運転義務違反」にはならないだろう。
もちろん、自分で発信するなどということをすれば「安全運転義務違反」である。また、着信して会話しているだけでも「ねぇ、クマノリ(仮名)…私たちもう、終わりにしましょう…」などという内容の電話がかかってくれば運転に不適なほど情緒不安定になるので、それはそれで「安全運転義務違反」である。こんな違反を犯さないためにも、職業上の必要とかでない限り、車の運転中の電話は控えよう。
今日の教訓「あくまで、安全運転で。」
商品名 |
製造元 |
価格 |
ATT-80S |
audio-technica |
2,480円 |
(白根 雅彦)
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