わたしたちは電気製品に囲まれて生きている。そして、それらが発する有害な電磁波に囲まれて、生きている。それら見えない電磁波がどのていど有害なのか、はっきりとはわかっていないが、そんなものがどこ知れず飛び交っていると思うと、気持ちが悪い。そこで登場したのが「Dr.Denji」。手軽に電磁波を測定することができる。
　早速使ってみた。一番の電磁波発生源であるPCのディスプレイに近づける…が、反応がない。と、よく見てみればこの商品、電池の通電保護シートが入っていない。ということは、電池が放電しきった可能性大。というわけで近所のカメラ屋で電池を購入。使い終わったボタン電池は有害なので、ちゃんとお店に引き取ってもらう、これ環境保護のための常識。で、デスクに戻って電池交換、即実験再開。さてさて、ディスプレイはどうかな…やはり反応がない。おかしいな…と近くにある電気製品を測定し歩くと…ぬっ、テレビで大反応！ 古いDOS/Vのディスプレイでも小反応！ と、いうことはっ！ 最近のディスプレイは電磁波を発していないっ！ アーンドっ！ さっきカメラ屋さんに引き取ってもらった電池、実はまだ使えた可能性大っ！ わたしってば環境破壊っ！

今日の教訓「本当に使い切ったボタン電池だけを回収せよ」

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（白根 雅彦）