「ドキッとボイス」は、日本音響研究所所長鈴木博士の監修で作られた、声から相手の興奮や緊張の度合いを測定するマシンだ。付属マイクのほか、携帯電話にも接続可能。出先で彼氏のウソを見抜くという、ある意味、モバイルFBI的な使い方が想定されている。今回はごく短いフレーズを口に出すことで、テストしてみた。
　最初のフレーズは「未亡人」:反応度0％。どうやらこの程度では興奮しないらしい。次のフレーズは「天本英世」:反応度5％。まぁ、誤差範囲内。「ぬれた女子高生」:反応度70％。来た来た来たぞ。次は「脆性破壊」:反応度15％。よし、落ち着いた。さらに「乳首」:反応度100％、すごいっ！ すごいぞ！ 大興奮だっ！ 最後に「コソボ自治州」:反応度100％…って待て。なんか「ち」という音に反応しているっぽいぞ。それともコソボに何か秘密があるのか？

今日の教訓「短いフレーズだけで、興奮度は測定できません」

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（白根 雅彦）