小学校のプログラミング授業でそのまま使える、「LINE entry」動画教材を無償で公開

一般財団法人LINEみらい財団（以下、LINEみらい財団）は、無償のプログラミング学習プラットフォーム「LINE entry」において、小学校の授業の進行をサポートする動画教材を新たに開発し、無償で公開した。

小学校におけるプログラミング教育に関しては、授業の進め方や指導方法など各学校で検討が必要なうえ、準備も時間を要する。しかも昨今は、新型コロナウイルス感染症の対策や、GIGAスクール構想の取り組みも学校現場で進められており、プログラミング教育に対する現場の負担は大きい。

そうした状況を受け、LINEみらい財団では、小学校のプログラミング授業でそのまま使うことができる動画教材を、LINE entryのYouTubeチャンネルにおいて無償で公開。この動画教材は「LINE entry」の公式教材をベースに、ナレーションが授業を進行するよう制作されており、授業の開始から終了まで動画が授業全体をサポートする。加えて、児童それぞれが考えて取り組むワークや、児童が考えたプログラムについてクラスで発表する時間を動画内に設けるなど、授業が活発に進むよう設計されている。

動画教材は、小学4年生の算数「角」、5年生の算数「正多角形」、6年生の算数「拡大図・縮図」に対応し、使用ガイダンスも用意。動画教材はすべて「LINE entry」のYouTubeチャンネルから誰でも自由に活用できる。