学芸大附属小金井小、「ICT×インクルーシブ教育」のオンラインセミナーを11月6日に開催

学びに困難を抱えている子も、そうでない子も「自分に合った学べ方を選べる」環境の実現を目指して、インクルーシブ教育の研究実践に力を入れている東京学芸大学附属小金井小学校。同校が開催する「東京学芸大学附属小金井小学校 ICT×インクルーシブ教育セミナーvol.4」が、11月6日（土）10時よりオンラインで実施される。参加は無料、Microsoft Teamsを利用するウェビナーに参加する場合は申し込みが必要となるが、YouTube Live配信で視聴する場合は、事前申し込みは不要。

同セミナーは同校が毎年開催しているもので、今年で4回目を迎える。今回は6年生を受け持つ鈴木秀樹教諭が、国語で「海の命」を取り上げて授業提案をするほか、遠藤信幸教諭が道徳、小林靖隆教諭が理科、佐藤牧子養護教諭が保健と、3名の教諭も実践報告を行なう。

また、慶應義塾大学の鹿毛雅治氏を招き、鈴木教諭との対談も実施。教育心理学者として、これまで数多くの教育実践を見てきた鹿毛氏と共にICT×インクルーシブ教育の評価について考える。また午後の時間には、昭和大学の副島賢和氏が主催するワークショップや、毎年大きな反響を呼んでいる安来市立荒島小学校の井上賞子氏の講演も予定されている。

ICTを活用しGIGAスクール時代に合ったインクルーシブ教育の実現を目指して、教育者同士が知見を交わし合う、実りある機会になりそうだ。