こどもとIT

学芸大附属小金井小、オンラインセミナー「Side by SideのICT活用」vol.2を7月17日に開催

――学習者用デジタル教科書を活用した、授業の最前線を紹介

東京学芸大学附属小金井小学校ICT部会が、2021年7月17日(土)13時よりオンラインセミナー「Side by SideのICT活用」vol.2を開催する。

これまでも「ICT×インクルーシブ教育」や「GIGAスクール時代の学習者用デジタル教科書の活用」など、児童の学びにSide by Sideで寄り添う教育について研究し、その実践を発信してきた同部会。今回は「学習者用デジタル教科書が学びを変える」をテーマに、授業の実践を紹介する。参加は無料だが、フォームからの申込が必要となる。

オンラインセミナーでは、実際の授業ムービーを交えながら2つの発表が行なわれる。ひとつは、2018年から学習者用デジタル教科書の活用を進めてきた鈴木秀樹教諭による、6年国語「時計の時間と心の時間」。もうひとつは、小池翔太教諭による5年社会「米づくりのさかんな地域」だ。

さらに、日本デジタル教科書学会副会長の片山敏郎氏がゲストとして登壇し、講演と鼎談を行なう。今年度は全国の4割ほどの学校で学習者用デジタル教科書の活用が始まっているが、「学習者用デジタル教科書の特性を生かした授業とはどのようなものなのか?」「学習者用デジタル教科書は本当に使う意味があるのか」という声も少なくない。授業の最前線の紹介を通して、新しい学びの可能性を探る。

セミナー登壇者。写真左より、鈴木秀樹教諭、小池翔太教諭、片山敏郎氏
タイムスケジュール
13:00鈴木秀樹教諭 発表「時計の時間と心の時間(国語6年)
13:30小池翔太教諭 発表「米づくりのさかんな地域(社会5年)
14:00片山敏郎氏(日本デジタル教科書学会副会長) 講演・鼎談
14:40質疑応答
15:00終了
【開催概要】
開催日時2021年7月17日(土) 13:00~15:00
開催場所オンライン(Microsoft Teams)
参加費無料
参加方法要申込。こちらのフォームに必要事項を記入すれば、当日の視聴URLがメールで届く
本多 恵

フリーライター/編集者。コンシューマーやゲームアプリを中心とした雑誌・WEB、育児系メディアでの執筆経験を持つ。プライベートでは6歳と2歳の男の子を育てるママ。来年小学校入学を控えた子を持つ母として、親目線&ゲーマー視点で教育ICTやeスポーツの分野に取り組んでいく。