こどもとIT

GIGAスクール構想に対応『できるTeams for Education すぐに始めるオンライン授業』が3/8日発売

単行本には購入特典として、電子書籍版(PDF)が無料でダウンロードできる

GIGAスクール構想で本格的な1人1台時代を迎えた学校現場は、新たな学びが求められている。そのひとつがオンライン授業だ。コロナ禍の学びの継続といったセーフティーネットとしての役割だけでなく、学校や地域を超えてさまざまな教育機関や専門機関とつながるなど、学校外の学びを充実させる手段としても取り組みが増えている。

そんなオンライン授業を実践できるツールのひとつ、「Microsoft Teams for Education」について、オンライン授業に関する書籍『できるTeams for Education すぐに始めるオンライン授業』(清水理史、できるシリーズ編集部)が、2021年3月8日に発売された。

本書は「Microsoft Teams for Education」を活用したオンライン授業について、“どうすれば授業ができるのか”、“生徒に課題を配信するのはどうすればいいか”、“生徒とコミュニケーションを取るにはどうすればいいか”など、先生方が抱える悩みについて、具体的な操作手順や活用方法をわかりやすく説明している。Teamsの基礎知識から紹介されているので、ICTに苦手意識をもつ先生方も理解しやすいだろう。

第5章「オンライン授業を始めよう」より一部抜粋

また先生側の操作だけでなく、オンライン授業では児童生徒が使えるようになることも重要だ。そのため、第7章「パソコンで授業に参加しよう」では、“オンライン授業はどうやって受けるのか”、児童生徒側のTeams for Educationの操作方法も解説している。しかも、第7章はまるごと児童生徒や保護者に配布できるよう、書籍の購入特典として無料PDFのダウンロードもついてくる。Teams for Educationを導入した学校は、保護者への説明などに活かしてほしい。

第7章「パソコンで授業に参加しよう」は、書籍の購入特典として無料でPDFをダウンロードできる

ほかにも同書では、グループワークをする方法や、ルーブリックの設定、小テストのやり方など、授業で活用できる機能や、小学校・中学校・高校の活用事例も紹介。全56レッスンが収録されている。

神谷加代

こどもとIT編集記者。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など。