こどもとIT
Minecraftカップ 2020全国大会開催決定! 第2回目のテーマは「未来の学校」
〜7月22日より作品募集を開始
2020年7月22日 12:00
子どもたちに大人気のマインクラフト。その教育版である「Minecraft: Education Edition」を使ったデジタルものづくりコンテスト「Minecraftカップ 2020全国大会」(主催:Minecraftカップ2020 全国大会運営委員会)が今年も開催される。第2回目となる今回のテーマは「未来の学校〜ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所〜」。作品募集は2020年7月22日からスタートし、最終審査会・授賞式は2021年2月21日にオンラインで開催される予定だ。
プログラミング教育やデジタルなものづくりに触れる機会創出をめざす
Minecraftカップは、すべての子どもたちの可能性を最大化するプログラミング教育推進事業として実施されており、今回が2回目の開催となる。先の予測がむずかしい、不確かな時代を生きる今の子どもたちは、プログラミングやITを活用しながら問題解決やコラボレーションできる力が求められているが、現時点では、プログラミングやデジタルものづくりに子どもたちが触れる機会はまだまだ少ない。
そこでMinecraftカップでは、教育版マインクラフトを活用し、テーマに合わせたワールドを制作し発表する活動を通して、すべての子どもたちがプログラミングやデジタルものづくりに触れる機会創出をめざす。なかでも、“届きづらい”とされる子どもたちに対しては、技術者と支援者で連携したサポート体制を組むなど、作品づくりにチャレンジできる環境にも支援を広げていくという。
第2回目のテーマは「未来の学校」。子どもたちが考える学校をマインクラフトで表現!
今回のMinecraftカップのテーマは、「未来の学校〜ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所〜」というもの。新型コロナウイルスの影響で、子どもたちの学び方や学校での過ごし方が変わりつつある今、学びの当事者である子どもたちは、どのような学校を望んでいるだろうか。また、学校は将来、どのように変わってほしいと考えているだろうか。Society 5.0 やSDGsなど未来を考えるテーマを元にアイデアを広げ、学校の姿を考えることで、より良い社会をつくる意識を育むことが、今回のテーマに込められた願いだ。
Minecraftカップに参加できるのは、2021年3月31日時点で18歳以下の個人となる(ただし、参加に際しては保護者の同意は必須)。前回大会は、グループでの応募であったが、今回は個人参加となるので要注意。
また応募方法は、エントリーフォームに作品制作計画を入力して提出し、事務局より教育版マインクラフトのアカウントを発行してもらうことが必要だ。通常、子どもたちがゲームとして遊ぶマインクラフトと異なり、教育版マインクラフトは、教育機関でしか使用できないバージョンのため専用のアカウントが必要となる。教育版マインクラフト1アカウントにつき1作品の応募が可能で、作った作品はワールドデータやスクリーンショットなどと一緒に提出する。作品募集期間は2020年7月22日から11月23日まで。
審査ポイントは、「テーマが実現されているワールドになっているか」「プログラミングを活用することができたか」「計画を立てて取り組めたか」「お題に対して調査を行えたか」の4つ。1次審査は、専門家(コーチコミュニティ)による選抜で、2次審査は動画による参加者投票、最終審査は事務局と審査員の評価となる。詳しい応募要項については、公式サイトを参照してほしい。
大会テーマ | 未来の学校〜ひとりひとりが可能性に挑戦できる場所 |
応募期間 | 2020年7月22日〜11月23日 |
参加対象 | 2021年3月31日時点で18歳以下の個人 |
参加方法 | ①エントリーフォームに作品制作計画を入力し提出 ②事務局よりアカウントを発行してもらう ③作品をつくる ④作品を期日までに応募する |
募集部門 | 小学生低学年部門(小学1年生〜3年生)、小学生高学年部門(小学4年生〜6年生)、中学生部門、高校生部門 |
詳細 | https://minecraftcup.com/ |