新生活特集2018
【わたしの「お金」ルール】貯まるお金を記録するだけ!
ズボラさんでもできる貯金簿
2018年3月1日 12:32
これからはじまる新生活。この春からしっかり家計を管理して貯金を! と考えている人も多いはずです。とはいえ、いつも最初はがんばって家計簿をつけたりするものの、やっぱり三日坊主で……なんて心当たりがある人もいるでしょう。ここでは、暮らしの中でムリなくお金と向き合う方法を収録する書籍『わたしの「お金」ルール』から、毎日がんばりすぎずにチャレンジできる記事をいくつか抜粋してご紹介します。主婦向けの書籍ではありますが、女性に限らず男性だって実践しやすく、家計管理とお金との向き合い方などに役立つはずです。新社会人の方はもちろん、独身の方、既婚の方、これから家族が増える方など、みなさんぜひ役立ててみてください。
hana(著者)
hana(ブロガー)と夫・子ども3人の5人家族。夫の収入面で親に結婚を反対されてからお金について真剣に向き合うように。著書「ずぼら主婦でもお金が貯まる! hana式袋分けファイル家計簿」(カンゼン)。Blog:https://zuborasyuhu.com/wp/
書くのは月にたった1回! 苦痛だった家計簿が楽しく
減っていくお金を記録する家計簿ではなく、貯金が貯まっていく様子を記録するオリジナル貯金簿へチェンジ! 貯金がいくら貯まっているのか、毎月現状確認できれば細かい家計簿は不要です。
私が家計簿に時間をかけないと決めたのは、出産育児を通して、入院時や、2時間おきの授乳、細かい育児グッズの購入など疲れている時に、毎日書く家計簿は書くこと自体が大変だったから。当時は、家計簿の見直しもできずにほったらかし。そこで、大変な時でもできて、そして一生続けられることを目的に、現状のスタイルに変更。生活がまるごと変わりました。
貯金簿の基本は?
→その月の貯金額とその要因を記録
「先月の全財産ー今月の全財産」を計算し、1円単位まで明確に貯金額を出します。それだけなので家計簿と銀行口座残高が合わないなんてストレスも一切なし♪ 1カ月1行しか書かないので5分しかかかりません。貯金額の大きな要因を「出来事欄」に書いておけば、なぜプラス・マイナスになったのかを、パッと見るだけで分かります。
グラフを書くメリットは?
→お金の流れが見えてやる気がアップ♪
貯金額をグラフで表すことで、1年間を通してどの月に貯金が貯まりやすいのかなど、お金の流れが見えてきます。また、上がっていくグラフが嬉しくて、節約や貯金へのモチベーションが上がります。毎日憂鬱だった家計簿が、今では月1回グラフを書くのが楽しみになって自分でも驚いています。
貯金簿は未来の計画のためにつける
貯金簿のおかげで、苦痛だった家計簿が今月はどんなグラフになるのか楽しみで仕方がない時間に変わりました。他にも嬉しい変化がたくさん! 簡単にご紹介します。
家計簿を書く回数:毎日→月1回
書く内容:支払った記録→手元にある貯金総額
家計簿の目的:過去の支払いのムダ探し→未来のお金の計画
節約方法:できるだけ買わない→予算内で楽しむ
レシート:必要→不要
特別費の対処:一時的に貯金が減る→袋分けで積み立てておいて貯金を減らさない(右の写真)