アムステルダムは高いビルがない。そのため、さまざまな空の変化を感じることができる。
朝はまだ月が見える藍色の空や、朝陽が昇りはじめ鮮やかな青と朝焼けの赤が混ざった空がとてもドラマチックだった。 昼は雲がもくもくと低い位置に現れ、不思議と心地よい圧迫感を感じた。
日没後は一秒一秒変わっていく寂し気な空はロマンチック。
そんななか一番好きだったのは、路面電車(トラム)のワイヤーが蜘蛛の巣のように張り巡らされた空。ひとりそれを見上げ撮影していると、そこから抜け出せなくなるような気持ちになったのを思い出す。
東京生まれ。雑誌、ブライダル等の撮影やカメラ雑誌への写真掲載、執筆、またオリンパスデジタルカレッジ、ニコンデジタルカレッジをはじめ写真講師や、セミナー等も多数行なっている。 著作に、「フォトグラファーがやさしく教えるオリンパスPEN撮影レッスンBOOK」(技術評論社)[Amazonで購入]や「写真がかわいくなる PEN 魔法の撮り方ブック」(インプレスジャパン)[Amazonで購入]がある。